【ツール’15】第10ステージ、山岳初日はフルームが圧倒的な速さで勝利!レース展開と結果

ツールドフランス2015 第10ステージは休息日明けで山岳ステージの初日でした。

メイン集団はラストの山頂ゴールが勝負だということで、逃げも14分台までタイム差が広がります。
淡々とモビスターがペースをコントロールし、逃げとのタイム差を詰めていきます。

そして最後の上りに入ると、今度はスカイが先頭でペースを上げ始めます。
これによりメイン集団からどんどん選手が脱落していきます。
ウランやニバリ、コンタドールといったメンバーまでもが早々に脱落し、フルーム、ポート、キンタナの3人が残ります。

そしてラスト6キロ余りの地点でフルームが早めのアタックを仕掛けます。
キンタナはマイペース走法なのか、反応できなかったのかはわかりませんが、フルームの勢いはゴールまで全く落ちずキンタナとのタイム差を1分にまで広げます。

まだ2週目が始まったばかりですが、総合争いではかなり有利な位置に立つこととなりました。

レース詳細

K.バンビルセンとP.フェドリゴの2名が逃げる。
メイン集団はラスト勝負のため、前半は逃げを容認。

レース中盤

残り95キロ地点

先頭集団とメイン集団のタイム差は14分32秒
メイン集団はMOV、SKYがコントロール

残り85.5キロ地点

先頭集団とメイン集団のタイム差は14分01秒

残り80.7キロ地点

W.バルギルが落車。右足を強く打ち、しばらく動けない。
その後、なんとか走り出す。

tdf2015-10th-01

残り77キロ地点

山岳ポイント
1位 1pt K.バンビルセン

残り74.9キロ地点

先頭集団←12分46秒→メイン集団←3分06秒→W.バルギル

残り59.3キロ地点

T.リーザーが落車

残り49.1キロ地点

先頭集団とメイン集団のタイム差は10分37秒

残り43キロ地点

スプリントポイント

1位 20pt P.フェドリゴ
2位 17pt K.バンビルセン
3位 15pt A.グライペル

残り37.8キロ地点

先頭集団とメイン集団のタイム差は7分05秒
FDJの選手がメイン集団の先頭に出てくる

残り33キロ地点

山岳ポイント
1位 1pt K.バンビルセン

残り30.6キロ地点

先頭集団とメイン集団のタイム差は5分50秒

レース終盤

残り26.5キロ地点

先頭集団とメイン集団のタイム差は4分55秒

残り20.5キロ地点

先頭集団とメイン集団のタイム差は3分49秒

残り16.2キロ地点

先頭集団とメイン集団のタイム差は2分52秒
モビスターがメイン集団をコントロール
集団のペースアップにより、遅れる選手が出始める。

残り15.3キロ地点

先頭に2人は超級山岳の入り口を通過

残り13.9キロ地点

先頭集団とメイン集団のタイム差は1分49秒
先頭でK.バンビルセンが遅れる。

残り13.5キロ地点

R.コスタが遅れる

残り13.1キロ地点

E.ボアッソンハーゲンやM.クヴィアトコウスキーも遅れる

残り12.8キロ地点

K.バンビルセン吸収

残り12.7キロ地点

W.ケルデルマンも遅れる

残り12.5キロ地点

R.バルデも遅れる

残り11.8キロ地点

T.ピノー遅れる

残り11.5キロ地点

R.ヘーシンクがアタック。集団は特に追わない。

残り11.1キロ地点

P.フェドリゴ吸収

残り10.8キロ地点

R.バルスがアタック

残り10.6キロ地点

V.ニバリやR.ウラン、B.モレンマらが遅れる

tdf2015-10th-02

残り10.2キロ地点

先頭とメイン集団のタイム差は23秒

残り9.6キロ地点

R.バルスがR.ヘーシンクに追いつく

残り9.3キロ地点

J.ロドリゲスが遅れる
メイン集団はSKYが牽き始める。

残り8.6キロ地点

先頭ではR.バルスがR.ヘーシンクのペースアップについていけない

残り8.1キロ地点

A.バルベルデがアタック
R.バルスが吸収

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残り7.8キロ地点

A.バルベルデ吸収

残り7.4キロ地点

A.バルベルデが再びアタックするもすぐに吸収。C.フルームを揺さぶる。

残り6.8キロ地点

A.コンタドール遅れる

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残り6.6キロ地点

先頭は3人に。

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残り6.4キロ地点

C.フルームがアタック。N.キンタナ反応できない。

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残り5.8キロ地点

観客に水をかけてもらうN.キンタナ

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残り5キロ地点

C.フルーム→26秒→N.キンタナ→27秒→T.ヴァンガーデレン→31秒→A.コンタドール→1分27秒→V.ニバリ

C.フルームのペースが一向に落ちない。

残り4キロ地点

C.フルーム→35秒→N.キンタナ→36秒→T.ヴァンガーデレン→29秒→A.コンタドール→1分42秒→V.ニバリ

残り3キロ地点

C.フルーム→47秒→N.キンタナ

観客が多くて危ない

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残り1.8キロ地点

C.フルーム→56秒→N.キンタナ→54秒→T.ヴァンガーデレン→27秒→A.コンタドール→1分32秒→V.ニバリ

残り500メートル地点

R.ポートがN.キンタナに追いつく

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C.フルームは圧倒的な速さでゴール

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R.ポートがN.キンタナを振り切る

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レース結果・成績一覧

第10ステージ結果

順位 選手名 チーム名 ゴールタイム
1 C.フルーム SKY 4時間22分07秒
2 R.ポート SKY +59秒
3 N.キンタナ MOV +1分04秒
4 R.ヘーシンク TLJ +1分33秒
5 A.バルベルデ MOV +2分01秒
6 G.トーマス SKY +2分01秒
7 A.イェーツ OGE +2分04秒
8 P.ローラン EUC +2分04秒
9 T.ギャロパン TLS +2分22秒
10 T.ヴァンガーデレン BMC +2分30秒

総合成績

順位 選手名 チーム名 合計タイム
1 C.フルーム SKY 35時間56分09秒
2 T.ヴァンガーデレン BMC +2分52秒
3 N.キンタナ MOV +3分09秒
4 A.バルベルデ MOV +4分01秒
5 G.トーマス SKY +4分03秒
6 A.コンタドール TCS +4分04秒
7 T.ギャロパン LTS +4分33秒
8 R.ヘーシンク TLJ +4分35秒
9 W.バルギル TGA +6分12秒
10 V.ニバリ AST +6分57秒

4強のタイム差

C・フルーム
N・キンタナ +3分09秒
A・コンタドール +4分04秒
V・ニバリ +6分57秒

各ポイント賞

マイヨ・ジョーヌ(個人総合時間賞)

C.フルーム(SKY)

マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ(山岳賞)

C.フルーム(SKY)

マイヨ・ヴェール(ポイント賞)

A.グライペル(LTS)

マイヨ・ブラン(新人賞)

N.キンタナ(MOV)

ドサール・ルージュ(敢闘賞)

K.バンビルセン(COF)

感想

フルームの走りは異次元のものを見ているかのようでした。さすがに上りで6キロも持つわけがないと思いました。
が、その予想を大きく裏切り、ペースが落ちるどころかゴールに向けてむしろ上がって行っていました。
キンタナでさえも全くついていけない速さ・・よっぽどのことがない限り他の選手が逆転するのは不可能に思えます。

コンタドールはジロの勢いはどうしたんだという感じですし、ニバリに至っては、エースの座をフグルサングに取って代わられたというようなTweetもありました。

ゲラント・トーマスが上りをかなりこなせるようになっていたのに驚きました。
平地でも牽けますし、これは心強いアシストだと思います。
将来はエースとして活躍するでしょうから、その成長ぶりが見られてよかったです。


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