結構気になるペーター・サガン。その実績と動向をまとめてみました。

saganfull
現地撮影by.K. (tour de france 2013)

ペーター・サガン(1990-)はスロバキア出身の自転車競技(ロードレース)の選手。

2012年のレースから本格的に頭角を表しました。
特に大きな実績としては、2012年~2015年の4年連続、ツール・ド・フランスにおいて、マイヨ・ヴェールを獲得していることや、2015年の世界選手権優勝があります。

2016/4/27追記:2016年の春のクラシックはヘント〜ウェヴェルヘムツール・デ・フランドルで2連勝!登坂力も強くなっており、今年はサガンイヤーになる可能性を大いに秘めています!

マイヨ・ヴェール(ポイント賞)
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緑色のジャージ「マイヨ・ヴェール (maillot vert)」は「ポイント賞」に対して与えられる。各ステージのゴール、およびステージ途中の中間スプリント地点の通過順位に応じてスプリントポイントが加算され、スプリントポイント1位の選手が「マイヨ・ヴェール」着用の権利を得る。

Wikipedia「ツール・ド・フランス」より

そんな彼の実績と近況についてまとめました。

2012年からの主な実績

2012年からの、メインレースの実績を振り返ります。

2012年(リクイガス・キャノンデール)

  • ツアー・オブ・カリフォルニア ポイント賞(区間5勝
  • ツール・ド・スイス ポイント賞(区間4勝)
  • ツール・ド・フランス ポイント賞(区間3勝)

ステージレースでの区間勝利数が非常に多いです。
特に2012年のツール・ド・フランスでは、初出場にして、第1ステージ・第3ステージ・第6ステージと区間3勝を挙げ、圧倒的な加速とゴールパフォーマンスは、鮮烈な印象を与えました。

2013年(キャノンデール・プロサイクリング)

  • ツアー・オブ・カリフォルニア ポイント賞(区間2勝)
  • ツール・ド・スイス ポイント賞(区間2勝)
  • ツール・ド・フランス ポイント賞(区間1勝)

開催100回記念大会であった、ツール・ド・フランス2013年は、アルゴス・シマノのマルセル・キッテルの台頭もあり、ステージは第7ステージのみの勝利でした。

2014年(キャノンデール・プロサイクリング)

  • ツール・ド・スイス ポイント賞(区間1勝)
  • ツール・ド・フランス ポイント賞

2014年のツール・ド・フランスでも、アルゴス・シマノのマルセル・キッテルの活躍により、ピュアスプリントでは全く相手になりませんでした。
ポイント賞を得る事は出来ましたが、ツール区間勝利を挙げることはできませんでした。

2015年(ティンコフ・サクソ)

  • ティレーノ~アドリアティコ 第6ステージ勝利
  • ツアー・オブ・カリフォルニア 総合優勝(→まとめ記事)
  • ツール・ド・スイス ポイント賞(区間2勝)
  • ツール・ド・フランス ポイント賞
  • ブエルタ・ア・エスパーニャ(区間1勝)
  • 世界選手権 優勝

2014年から勝てなくなっていたサガンですが、カリフォルニアでの総合優勝以降は調子が上向きに。

ツールでは起用法に注目が集まりましたが、当初はコンタドールのアシストとして働きました。
しかし、コンタドールの調子が上がらなかったことで、サガンは比較的自由に動けるように。
後半は連日逃げ集団に入り、スプリントポイントを荒稼ぎ。4年連続でマイヨ・ヴェールを獲得しました。

9月末に行われた世界選手権では、最大斜度19%の石畳でアタックを開始。
上りではそれほど後続との差は付けられませんでしたが、下りで持ち前のバイクコントロールを発揮し、みるみるうちにタイム差を10秒以上拡大。そのまま逃げ切り、初の世界チャンピオンの証、マイヨ・アルカンシエルを獲得しました。

2016年(ティンコフ)

ヘントではカンチェラーラ、ファンマルク、クズネツォフと35キロ以上を逃げ、ゴール前スプリントを制し優勝。

フランドルでは13キロ以上を単独で逃げ、優勝。
後ろでカンチェラーラが必死に追走するものの、タイム差は広がるばかり。
圧倒的な独走力を見せつけました。

今後の動向は?

年々、登坂力を上げ総合系の選手へと変化を遂げているサガンですが、まだグランツール(ジロ・ツール・ブエルタ)のような超級山岳が続く大会でフルームやキンタナのようなクライマーと争って総合優勝を狙えるほどではなさそうです。

しかし平坦基調、もしくは軽いアップダウンを繰り返すコースでは、瞬発力を生かしてアタックをかけたあと、持ち前の独走力で逃げ切り、かなりの確率でステージ優勝を狙えるのでとは思います。

20160418sagan

また、サガンはバイクコントロールにとても優れた選手で、石畳のような悪路に対して適性があります。

そのため今後数年間はクラシックレースなどのワンデーレースを中心に優勝を狙うという役割が期待されるのではないでしょうか。

https://youtu.be/1B5BHy5OYSk

レースではスタート直前までサインに応じることや、表彰台でのふるまいなど、その人柄から人気の高いペーター・サガン。

2016年は勝利を量産し、サガンイヤーとなることを期待しています!

追伸

世界選手権で優勝しアルカンシエルを獲得した選手は、次の年なかなか勝つことができなかったり、落車やメカトラブルに遭いやすいことから、「アルカンシエルの呪い」という言葉が生まれました。

サガンはすでに2勝を挙げているのであまり関係ないようですが、落車やメカトラには気を付けてもらいたいです。

2016年4月28日:2015年・2016年の実績を追加

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