HDCD とは?その仕組みとWindowsPCで聞く方法。

HDCDという音楽CDの規格を聞いたことがあるでしょうか?

HDCDとは(High Definition Compatible Digital)の略で、ざっくりと言うと高音質な音楽CDです。

あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、ハイレゾという言葉なら聞いたことがあるのではないでしょうか。

HDCDもハイレゾの一種になると聞くと、一気に親しみを持てるのではないでしょうか。

今回は、そんなHDCDの仕組みとその聴き方について解説をしてみたいと思います。

[文:結木千尋、編集:Sho.]

 

デジタルオーディオの基本

HDCDがどのようなものかを解説する前に、CDなどデジタルオーディオに関する基本知識をおさらいしておきましょう。

CDに含まれる情報量は「bit/ビット」と「Hz/ヘルツ」という2つの単位で表すことができます。

image02画像出典:radius

ビットは音の緻密さを表す単位で、量子化ビット数やビット深度とも呼ばれます。

アナログ信号をデジタル化する際、どれだけの精度で信号を変換するかを表す単位です。

つまり、数字が大きくなればなるほど、より精密に音を表現できるようになります。

例をあげるならば塗り絵でしょうか。

8色の色鉛筆で塗り絵をする場合と24色の色鉛筆で塗り絵をする場合を考えてみましょう。

どちらが緻密な表現ができるかは誰にでも明らかですね。

CDは16ビット、つまり2の16乗(65,536)段階の細かさで音を表現することができます。

 

image01画像出典:radius

ヘルツは音の高低を表す単位で、サンプリング周波数と呼ばれます。

これは1秒間に何回、アナログ信号をデジタル化するかという回数のことで、

数字が大きくなればなるほど、より高い音まで表現できるようになります。

人間の耳は大体20ヘルツから20,000(20キロ)ヘルツまで聞くことができると言われています。

CDの規格が16bit/44.1kHzに設定されているのはこのためで、

アナログ音源をデジタル化するには2倍の周波数が必要となることに基づいています。(サンプリング定理)

要するに、従来のCDは44.1kHzの半分、22.05kHzの高さまで音を表現することができるので、人間が聞こえる範囲はカバーしていると考えられているのです。

 

ちなみに、サンプリング周波数による音質の違いですが、

  • 96kHz・・・Blu-ray、ハイレゾ音源
  • 48kHz・・・DVD、DAT(デジタルオーディオテープ)
  • 44.1kHz・・・CD
  • 32kHz・・・FMラジオ
  • 22.05kHz・・・AMラジオ
  • 11.025kHz・・・固定電話

だいたいこのようなイメージを持っておくとよいでしょう。

HDCDの仕組み

ハイレゾとHDCD

昨今のデジタル革命で私達の生活は10年前とは激変しました。

大多数の人がパソコンやスマートフォンなどのデジタル機器を持ち、それを使って情報を取り込んでいます。

ある人はそれを使って新聞を読み、またある人はそれを使ってマンガを読む。

音楽も例外ではなく、CDを買う時代からデータで音源を買う時代になりました。

それによってCDという物理的に容量を制限された形ではなく、大きなデータでより高音質なものを享受できるようになり、そこにハイレゾが登場します

実はそれよりずっと前に登場したのがHDCDです。

端的に言うと、HDCDの持つ情報量は20bit/44.1kHzなのです。

当時敷居の高かったHDCD

しかし当時世間一般の家庭にあるような普通のCDプレーヤーでは16bit/44.1kHzの情報までしか再生できませんでした。

特別にHDCDに対応したCDプレーヤーでなければ再生ができなかったのです。

実はHDCDには対応プレーヤーに対し、ディスクがHDCDであることを示す信号が埋め込まれています。

端的に表せば、プレーヤーがこの信号を読み取ると内部の回路を切り替え、20bit/44.1kHzのデータを再生するという仕組みになっています。

従来のCDと完全な互換性を保ちながら、高音質な音声を再生できるという画期的な方法だったのですが、それほど普及せず、知名度も決して高いとは言えませんでした。

メーカーが、オーディオマニアなどの、耳の肥えたユーザーをターゲットとしていたため、一般ユーザーにはほとんど宣伝しなかったことと、対応プレーヤーの価格が高かったことが主な要因だと推測されます。

 

では、そんなHDCDがなぜ今注目されているのでしょうか。

それはハイレゾに代表される音楽のデータ化にともなって、リスナーの環境がCDプレーヤーからパソコンを使うようになり、今までは容易に再生できなかった16bit/44.1kHzを超える音源を扱えるようになったからにほかなりません。

HDCD対応ソフト

800px-HDCD_logo.svg画像出典:Wikipedia

では、どんなソフトがHDCDに対応しているのでしょう。

以前、マイクロソフトがHDCDに関する情報を公式サイトに掲載していたのですが、全世界で5,000タイトル以上がHDCD対応ソフトであると記載されていたと記憶しています。

CDの総タイトル数がどれくらいの量かは分からないので、これが多いか少ないかの判断は難しいですが、個人的には結構たくさんあるものだなと思いました。

どのソフトがHDCDに対応しているかは、日本と海外の有志がリストを作成してくれていますので、そちらをご参照ください。

この記事をお読みのあなたの所有するCDコレクションにも対応しているディスクが見つかるのではないでしょうか。

HDCDを聴く方法

それでは実際にHDCDを聴く法をご説明いたします。

前述したように対応のCDプレーヤーで聞く方法もありますが、

対応機は現在では販売されていないため、

ここではパソコンを使って聞く方法をご紹介したいと思います。

 

D/A変換が肝心

まず音源にはアナログ音源(レコード、テープなど)とデジタル音源(CD、MP3など)があります。これはみなさんご存知でしょう。

世の中にある音を私達が聞くとき、それはアナログ情報で、

デジタル情報のままでは聞くことができません。

つまり、デジタル音源はどこかでアナログ情報に変換しなければ聞くことはできないということなのです。

 

ここで「そんなことした覚えはない」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

この工程はCDプレーヤーやMP3プレーヤー、パソコンの内部で勝手に処理されているため、ユーザーが特に意識することはないかと思います。

そして、その役割を担っている箇所をD/Aコンバーター(DAC)と呼びます。

文字通り、D(デジタル)をA(アナログ)にコンバート(変換)するものです。

 

HDCDをパソコンで聞くにはDACの性能が重要になってきます。

パソコンでデジタル音源を出力する場合、標準搭載または別売りのサウンドカードや

パソコン用のUSB接続DAコンバーターなどを使用してアナログ情報に変換することになります。

サウンドカードやDAコンバーターの性能を確認してみましょう。

どこかに16bit/44.1kHz16bit/48kHzといった表記があるはずです。

20161011HDCD

富士通より

上記は富士通のノートPC「FMV LIFEBOOK AH90」という製品のスペック表を抜粋したものです。

ここに最大192kHz/24ビット対応という表記されていますよね。

この数字こそがどんなデジタル情報を受け取り、アナログ情報に変換できるかの能力で、

24bit/44.1kHz以上の数値が表記されていればHDCDの情報を余すことなく変換することができます。

変換さえできればこっちのものです。

HDCDをPCで再生

話が長くなりましたが、HDCDを再生する具体的な方法の説明へと移りましょう。

ここではWindowsに標準搭載されているWindows Media Player(以下、WMP)でHDCDを聴く方法を取り上げてみようと思います。

まずはWMPを立ち上げましょう。

001

WMPを立ち上げたら、画面内の整理という部分をクリックし、オプションを開きます。

 

002

オプションを開いたら、デバイスをクリック→スピーカーをダブルクリックしてスピーカーのプロパティを開いてください。

その中にある、「オーディオCDに24ビットオーディオを使う」にチェックを入れれば完了です。

青で囲んだ説明書きでも言及されていますように、WMPがHDCDかどうかを自動的に判断し、HDCDであれば高音質で再生してくれます

結びに

余談ですが、このところハイレゾというと言葉が一人歩きしていて

なにやらすごく特別なもののように聞こえるかもしれません。

しかし、HDCDも立派なハイレゾ音源なのです。

最後になりますが、今までは難しいことを敬遠していた方たちも

この記事を読んで、始まったばかりのハイレゾライフを満喫していただければ幸いです。

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