虚構推理(第2巻)初回特典と感想。期待通りの実力派漫画!

先月に引き続いて発刊された「虚構推理」(第2巻)を紹介します。1巻のレビューはこちら

虚構推理(2) (講談社コミックス月刊マガジン)
片瀬 茶柴
講談社 (2015-11-17)
売り上げランキング: 151

初回特典

虚構推理2010
イラストカードでした(左はとらのあな・右はメロンブックスの購入特典)

商品紹介

『絶園のテンペスト』城平京 最新刊!! 怪異達の知恵の神になった少女と、怪異にさえ恐れられる男が、怪異に挑む[恋愛×伝奇×ミステリ]!!

“怪異”の知恵の神になった少女・岩永琴子が一目惚れした相手・桜川九郎は、“怪異”にさえ恐れられる男だった!? 2人に振りかかる奇想天外な事件と、その恋の行方は――!?

もう一人の重要人物、七瀬かりん――またの名を“鋼人七瀬”。アイドルの不審な死とその亡霊を探る琴子を待つものとは!? そして、九郎の今カノ(?)・琴子と元カノ・紗季の“女の戦い”、鋼人七瀬と、怪異が恐れをなす九郎の“理外の存在同士の戦い”――驚天動地の[恋愛バトル×伝奇バトル]が火花を散らす!!

Amazonより引用

感想:相変わらず総合力が高い!

相変わらず画力や構成力など総合力が非常に高い作品です。

またこれも1巻と同じなのですが、私自身があまりジャンル分けにこだわらないので全く気になりませんでしたが、「ミステリか?」という疑問は付きまとうような気がします。

2巻の見どころの一つはバトル。
後半の異能バトルも良いのですが、特に全編に渡って繰り広げられる岩永琴子と弓原紗季の争いが非常に良い。
虚構推理2002
(突然始まる女の戦い)
虚構推理2004
攻められたら
虚構推理2003
言い返す、そんな戦いです。

これ以外でも、琴子の今カレであり、紗季さんの元カレである九郎が、鋼人七瀬という強敵と戦ってるのを目の前にしても、牽制したり言い返したりと絶妙に繰り広げられています。

紗季さんと九郎の破局も、感情と理性は別の部分にある、というところは妙に現実的です。

琴子も紗季さんも、いいキャラでありながら、単に都合の良いキャラではないのが好感を持てます。
二人ともどこか腹黒くまた打算的であり、それでいて逞しい考えをしている点もなかなか現実的な印象を受けました。

もう一つの見どころは作中に出てくるドラマ「青春!火吹き娘!」です。
原作ではタイトルぐらいしか出なかったらしいこのドラマですが、2巻では5Pに渡ってどことなくそれらしく仕上がっています。
虚構推理2008
ここで終わっていますが内容も続きもメチャクチャ気になる作品です。
もしアニメ化でもしたら1話丸ごとこれにつぎ込んでもいいぐらいの出来栄え(多分そうするのでは!?)と思われます。

内容に関しては、原作が小説と言うこともあるのか、セリフが長くても頭に入ってきやすいように思いましした。

主要な人物が限られており、台詞回しもサラサラと頭に入ってくる為、1巻同様に読みやすく描写されています。

今後の展開から目が離せない今作ですが、惜しむらくは3巻が来月ではなく、来年の4月15日の予定であることでしょう。

期待してゆっくりと待つしかありませんね。

まとめ

この2巻までに関して言えば、たった4話しか収録されておらず1話あたり80P以上もつぎ込まれていることになります。
このため一気に読むことが出来る作品となっています。

残念ながら、3巻の発売は来年4月となりましたが、期待して待つとしましょう。
そんな今作ですが

  • 城平京先生のファンである
  • 女の戦いが見たい
  • 心理描写にリアリティを求める方

におすすめです。というかおすすめです。

俺からは以上です。

虚構推理 鋼人七瀬 (講談社ノベルス)
講談社 (2015-06-05)
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