富士重が発表した「スバルグローバルプラットフォーム」の概要と他社の取り組みについて。スバルの魅力が1つ消える?

2016年3月7日、スバル(富士重工業)は次世代プラットフォームとして開発を進めている「SUBARU GLOBAL PLATFORM(スバルグローバルプラットフォーム)」の概要を発表しました。

ここではSUBARU GLOBAL PLATFORMの概要と、他者のプラットフォーム共通化の取り組みについて紹介します。

SUBARU GLOBAL PLATFORMとは

1025697出典:Response

SUBARU GLOBAL PLATFORM(SGP)は、富士重工が2014年に中期経営ビジョンで掲げた取り組みの一環として開発をしているものです。
スバルの中心技術である「水平対向(ボクサー)エンジン」・「シンメトリカルAWD(全輪駆動)」・「アイサイト」とともに、スバル車を構成する基盤技術に位置付けられています。

SGPは2025年までを見据えた第5世代プラットフォームとしており、「スバル史上最高レベルの総合性能進化」「将全車種の開発を1つのプラットフォームで実現」という2点を大きなポイントとして掲げています。
それぞれの内容について詳しく見ていきます。

スバル史上最高レベルの総合性能進化

  1. 真っ直ぐ走れる
    車体・シャシー各部剛性の大幅な向上(現行比170~200%アップ)や、サスペンション周りの機構の進化と更なる低重心化により、運転者の意思に忠実な高い操舵応答性を可能にします。
    操舵時に無駄な動きがなくなり、路面に吸い付くように真っ直ぐ走れるようになります。
  2. 不快な振動音がない
    フレーム構造の最適化と各パーツの取り付け結合強化により、車体のねじり剛性を現行プラットフォームより170%向上。
    さらに車体の共振や歪みを分散し、ステアリングやフロアの振動を低減させることで車格を超えた快適性が得られます。
  3. 快適な乗り心地
    サスペンション取り付け部の剛性を向上させることにより、車体側をたわませなくてもサスペンションの機能を十分に発揮させることができます。
    その結果、路面の凹凸を感じさせない乗り心地を実現。また、リアスタビライザーを車体に直接取り付けることで、車体の揺れを約半分に低減します。
  4. アクティブセイフティ
    低重心化の追及により、重心高は現行比で5mmダウン
    剛性向上やサスペンション等の足回りの進化と合わせることで、安定した走りを実現。
    スポーツモデル並みの高い危険回避性能を達成することが可能に。
  5. パッシブセイフティ
    衝突時のエネルギーを効率的に吸収するフレーム構造の採用や、熱間プレス成形材などのハイテン鋼板採用拡大による車体強度の向上で、衝突エネルギー吸収率を現行車比で140%倍に向上させています。

2025年時においても、さらなる強度アップや材料の置換を視野に入れ、世界最高水準の安全性能を兼ね備えたプラットフォームが実現するようです。

全車種の開発を1つのプラットフォームで実現

もう1つのポイントはプラットフォームの共通化です。
インプレッサからレガシィまで全車種を1つのプラットフォームで開発。
また、ガソリン車に限らず、ハイブリッド車やEV車にも対応することで、限られた人員や設備でも多様な車種を効率よく開発出来るようになります。

他社のプラットフォーム共通化の取り組み

実は富士重工だけでなく、国内の他のメーカーでもプラットフォームの共通化は進んでいます。
ここで簡単に紹介します。

トヨタ「TNGA」

pic-5トヨタ自動車より

TNGA(Toyota New Global Architecture)はモジュール化された自動車開発の事を表します。
車を複数のモジュール(大きな部品のかたまり)に分けて開発し、そのモジュールの組み合わせによって複数の車の作りを可能にするというものです。

TNGAは2015年12月に販売が始まったプリウスで採用されています。

日産「CMF」

l_sp_130621renault_nissan_01出典:MONOist

CMF(Common Module Family)は日産自動車とルノーが開発した、FFとFFベースの4WD車のための技術設計のことです。
「コックピット」、「エンジン」、「フロントアンダーボディ」、「リヤアンダーボディ」の各モジュールに「電子アーキテクチャー」を加えた5つのモジュールから構成され、コンパクトカークラスから大型セダン、SUVまで幅広く展開させることが可能。

2013年ごろから展開され、エクストレイルやパルサーなどに採用されています。

トヨタや日産など、車種の多いメーカーではシャシーだけではなく、エンジンやボディといった部分まで共通化していくことで開発の迅速化やコストの削減を行っているようです。

ひとこと

スバルは車種ごとに専用設計という点が魅力的だったのですが、いよいよ共通化に踏み出しますね。
個人的にWRX-STIがレヴォーグと共通プラットフォームと言うだけでも残念な感じがするのですが……
救いなのはコストダウンよりも性能向上に重きが置かれていることでしょう。

というか、シャシー性能は十分なので、スバルにはEJ20に代わる高性能エンジンと、まともなATの開発に取り組んでほしいです。

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