ご無沙汰をしております、K.です。今回は久しぶりに本のレビューをしてみたいと思います。よろしくお願いいたします。 ↓こちらも久しぶりの音声版レビューです(BGM Prod. by Mr.Kimy)   キュレーション文化の最先端 第一作目『君の膵臓をたべたい』では『半分の月がのぼる空』、『世界の中心かで、愛を叫ぶ』やケータイ小説世代作品のイメージから入りました。 これは世代の循環にうまく対応した作品であるとも言えたかもしれません。 そして二作目の『また、同じ夢を見ていた』は、どれにも属さないような種類の作品(強いて言えば北村薫の時と人三部作のような系統) という中で今回の作品は割りと現代的風の作品の色を備えてきたイメージがあります。 根本的には「いじめ」、こう書くシンプルすぎて嫌気の差すテーマですが、学校という世界のことについて全力で考えているのが著者の特徴であり、その世界観が十分活かされているといえるでしょう。 今回のベースは? ところで個人的な話、昨年『聲の形』というアニメーション映画が上映されていたのが、私が直...