グラボ2枚挿しによって得られる性能と発熱・消費電力対策について。とにかくハイエンドを目指す方にはおすすめ。

CPUがシングルコアからデュアルコア、クアッドコアと、コア数が増えるほど性能が良くなっていったのと同じように、グラフィックボードも1枚よりは2枚の方が性能が上がります。

ここではグラフィックボードを2枚挿すことによって得られる性能と、消費電力や発熱についてみていきます。

無題出典:club-3d.com

【関連記事】
CPU比較
グラボ比較
おすすめ自作モデル
core i7 6700Kのヤフオクおすすめ
自作PCの作り方
USB DAC(サウンドカード)
M.2接続のSSD比較記事

グラフィックボード2枚挿しとは

文字通りグラフィックボード(グラボ)を2枚搭載することです。2つのカードにデータ処理を分散させて高速化を図ります。
グラボを2枚挿しすることを、NVIDIAはSLI、AMDはCrossFireと呼んでいます。

NVIDIAのSLIについて

img_8484出典:Guru3D

SLIは3dfx社のScan-Line Interleaveがベースとなっています。SLIは、画面の走査線を奇数と偶数に分け、2つのGPUに振り分けて処理することで高速化を図るものです。NVIDIAは3dfxから得た技術をPCI Express用に改良し、GeForceシリーズの機能としてリリースしました。

AMDのCrossFireについて

IMG_9980出展:PCper.com

日本では単にCrossFire(クロスファイア)と呼ばれることが多いのですが、正式名称はCrossFireX(クロスファイアエックス)です。原理はNVIDIAのSLIと同様です。AMDのCrossFireが、NVIDIAのSLIと違う点は、後発であったことで、当初より規格がオープン化されていたことです。

性能目安と価格表

それでは主なグラフィックボードを例に、2枚挿し時の性能や消費電力、価格について見ていきましょう。
グラフィックボードは、ハイエンドのGeForece GTX 980Ti、ハイミドルのGTX 980、970を選択しました。

GTX 980Ti(2枚)

性能目安 TDP 価格
32393 500W 169,160円

最高峰モデル。500WのTDPに注意。

GTX 980(2枚)

性能目安 TDP 価格
26080 330W 119,854円

GTX 970(2枚)

性能目安 TDP 価格
21941 290W 73,960円

2枚挿しで980Ti 1枚挿しを超えるパフォーマンスを、10,620円安く組むことができます。

1枚挿し

参考に1枚挿し時の性能やTDP、価格を載せています。

モデル名 性能目安 TDP 価格
GTX 980 Ti 16938 250W 84,580円
GTX 980 13108 165W 59,927円
GTX 970 11035 145W 36,980円

※性能目安は3D Mark FireStrikeのスコアです。
※TDPは発熱量の目安で、消費電力の最大値とほぼ一緒です。
※価格は価格.comでの2016年2月2日時点での最安値を掲載しています。

発熱量、消費電力の増加はどうすれば?

グラボの2枚挿しには発熱と消費電力も大幅に向上してしまうという副作用があります。

ケース内に大量の熱が溜まると、CPUやメモリなどにも動作不良などの悪影響を与えてしまいます。
そのため、グラボ2枚挿しにしてCPU温度などが上昇してしまった場合は、熱を外部に排出するため、ケースにファンを追加しましょう。

オウルテック PCケース用オリジナルLEDファン 12cm 25mm厚 1000rpm 超静音 リブ無し スカイブルー OWL-FY1225S2SB

上記のファンなどがおすすめです。

また、GTX 980TiのSLI時は最大500Wもの電力をグラフィックボードだけで消費してしまいます。
GTX 970のSLIでも290Wとかなりの電力を消費します。(CPUの電力は多くても概ね100W以下です)

搭載している電源容量よりも、CPUやグラボなどシステム全体の消費電力が上回ってしまうとPCの動作が不安定になってしまいます。
グラフィックボードを2枚挿しにしようと思っている方は電源容量が不足しないかどうか調べるようにしましょう。(必要な電力の計算ができるサイトです→電源容量皮算用)

Corsair RM1000i ATX 80PLUS GOLD 1000W フルモジュラープラグイン PC 電源ユニット PS562 CP-9020084-JP

GTX 980Ti 2枚挿しを行う場合の推奨電源です。

アプリ対応に注意!

ベンチマークテストで示したとおり、SLIやCrossFireに対応したアプリケーションでは最大2倍(平均1.5倍)近くのパフォーマンスを発揮することができます。
しかし非対応アプリケーションだと、逆に性能が低下してしまう恐れもある諸刃の剣です。

検討中の方は、アプリケーションがSLIやCrossFire対応かどうか確認しておきましょう。

とにかくハイエンドマシンを組みたいという方には2枚差しはおすすめです!
970の2枚差しならば安くて980Ti超えができるので、夢がありますね。

【関連記事】
CPU比較
グラボ比較
おすすめ自作モデル
core i7 6700Kのヤフオクおすすめ
自作PCの作り方
USB DAC(サウンドカード)
M.2接続のSSD比較記事

参考になりましたら
いいね!お願いします

【依然一強】18年8月、BTOランキング

2018年8月概況と戦略

GTX1080の価格が7万円台とかなり押し込まれ買いやすく。自作ユーザーにとって有利な価格帯に。
BTOは逆に高掴みした在庫パーツの影響から販売価格に変化なし。

結果として価格変動がないFrontierが圧倒的価格のままです。

紹介ベーススペック

  • CPU:Corei7-8700K
  • MEM:16GB
  • グラボ:GTX1080
  • SSD:500GB
  • HDD:3TB
  • 電源:800W

アマゾンでi7-8700(16GB)+GTX1080マシンを自作したときの価格[2018/5]

項目 型番 参考価格
チップセット Z370 ¥22,000
CPU Corei7 8700 ¥35,000
グラボ GTX1080 ¥71,000
SSD 500GB ¥14,000
HDD 3TB ¥9,300
メモリ 16GB ¥21,000
OS win10 ¥13,000
ケース SAMA ¥5,000
電源 800W ¥12,800
合計 \203,100

217,100円をベース価格として覚えておいてください。

注:以下価格は税抜き表記です。

Frontier GA Series👑

商品の変動が激しいので、セール会場からお探しください。

159,800円(前月:178,800円)

相変わらず安い。
Z270マザーに16GBメモリ、SSD525GBにHDD1TBを搭載、電源も850WとGTX1080搭載PCとしては最高のパフォーマンス。

価格とパフォーマンスのバランスで圧倒的人気を誇るフロンティア。なんと他社が値騰がる中で値下げ方向という驚愕の事実。

セール会場は必見です。

マウスコンピュータ

トップページからNEXTGEAR i670PA1-14と検索

189,800円(前月:179,800円)

変化なし

注意点:SSDなし、700W電源

 

少し値上がりしてしまいました。

第3位:ドスパラ

196,980円(前月:189,980円)

値上げ

残念、値上がりしてしまいました。分割購入にはおすすめです。

 

サイコム

277,520円税込

値上がり

サイコムは価格よりも独自路線での勝負です。水冷クーラー採用で冷却性能を高めグラボとCPUを冷やしまくってくれます。

この価格の標準搭載グラボは1070Tiですが、AMDのRadeon Vegaシリーズ後に投入されたものであり、GTX1080と同一性能と考えても差し支えありません。

イロモノ枠ですが、なかなか単純な自作ではここまでには至れないプロ仕様なので、ある意味1位の商品ではあります。夏場も静かで安定、快適なゲーミングを志す方にはうってつけでしょう。

パソコン工房

トップページからLEVEL-R037-i7K-VNR-GCPと検索

179,980円(前月:179,980円)

横ばい

注意:SSDなし、500W電源

最後に表を出しますが、やはり実装がさみしいため、順位を最下位にしました。

各社総合比較

  フロンティア マウス サイコム ドスパラ PC工房
CPU 8700 8700K 8700K 8700K 8700K
グラボ 1080 1080 1070Ti 1070Ti 1080
メモリ 16GB 16GB 16GB 8GB 16GB
HDD 1TB 1TB 2TB 1TB
SSD 240GB 500GB 640GB
電源 850W 700W 750W 500W 500W
その他 OSオプション
価格 159,800円 189,800 274,650 189,980 179,980

性能が他社PCと比較すると劣るものにはを、優れているものにはを着色しています。

こう見るとフロンティア一強のような気がするのですが……
その他が高いのではなく横並び(サイコムは特殊なので例外)なので、むしろフロンティアが安すぎるのかなと思います。

テック・ゲーム

【PC】おまえらPCゲームはどんなゲームパッドでやってる?まさかキーボードとマウスではないだろ?
1: 名無しさん@涙目です。(北海道) 2018/09/19(水) 17:53:42.10 ID:Kx/jUdTd0 BE:422186189-PLT(12015) フランス時間208年9月14日,Thurstmasterブランドを展開するGuillemotは, Xbox One Controller風レイアウトでXInput対応のPC用ワイヤードゲームパッド「GP XID PRO」を 9月28日に3995円(税込)で発売すると発表した。 https://www.4gamer.net/games/026/G002682/20180918054/TN/001.jpg 低価格なゲームパッドを探している人には面白い選択肢の登場と言えそうだ。 https://www.4gamer.net/games/026/G002682/20180918054/ 以下、反応 2: 名無しさん@涙目です。(神奈川県) 2018/09/19(水) 17:54:11.56 ID:ZKWnOhkg0 F310   5: 名無しさん@涙目です。(catv?)

続きを読む

【速報】CPUの供給不足によりメモリ価格が下落する可能性が浮上【2018第四四半期】
【体験】PCデポに故障PCを持ち込んだワイ、壮絶な仕打ちを受けるwww
【PC】「Windows 95」のアプリ化に成功w サイズはわずか129MB
【PC】ドスパラSSD、リマーク品疑惑に回答 「生産地域識別のために刻印をし、その上にメーカーロゴの刻印を実施した」

「PC自作最前線」記事をもっと見る

PC自作最前線 人気記事

【PC自作】M.2(NVMe)装着方法、クローン方法と体感速度の変化について。このご時世、やはり入れて起きたい。
【2018】マザーボード徹底比較! チップセットの種類・機能・拡張性の違いは?現行最新マザボ選びが分かる完全保存版!
M.2 SSDとSATA SSDの速度比較!M.2 SSDの価格は少々高いが、速度の速さは魅力的!
3万円台でCorei5・SSD・メモリ16GBの快適なノートPCを調達する裏ワザとは!?~R731編~
グラボ2枚挿しによって得られる性能と発熱・消費電力対策について。とにかくハイエンドを目指す方にはおすすめ。
【2018】CPU徹底比較!種類・スペック・性能差は?動画編集・ゲーミングにオススメのCPUは?全てが分かる完全保存版!
PCのサウンドデバイスはUSB DACが主流に!なぜサウンドカードは衰退してしまったのか?
【Windows10中華タブレット】激安10インチ CoreM3搭載「Cube Mix Plus」は絶対に買い! 驚愕のスペック徹底解剖!!
【速報】CPUの供給不足によりメモリ価格が下落する可能性が浮上【2018第四四半期】
【PC】おまえらPCゲームはどんなゲームパッドでやってる?まさかキーボードとマウスではないだろ?