りぶねす(1~3巻)の初回特典と感想。キャラのツボを分かってはりますわ(+第4巻の初回特典)

今回は堂本裕貴先生の「りぶねす」(1~3巻)の紹介をします。
堂本裕貴先生の第2作目であります。

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妹の笑顔さえあれば何もいらない! そう豪語するテツの通う花鳥高校に、最愛の妹・カスミがご入学!! 新生活には男子生徒からの告白や、部活の勧誘など危険(?)がいっぱい!! 妹LOVEのお兄ちゃん、気が気じゃありません‥‥!!

公式サイトより引用

主人公である甲斐堂 哲郎<かいどう てつろう>(テツ)とその妹である花純
りぶねす004
そして二人の幼馴染みである西条飛鳥
りぶねす003
を中心に話が展開されていきます。

感想

冒険活劇のような作品ではないので基本的にはストーリー性というものは殆どないですが、大きな話の流れは存在しており前後の回に関連性があったり、以前に出てきたキャラクターが再登場することは多々あります。

この作品、「妹漫画」として売り出して入るものの、実際にはちょっと違います(売り出してる側もよくわかって、あえてそうしてる感じですが)。
妹であるカスミは確かに凄く可愛く良い妹キャラではあるのですが、幼馴染みキャラであるアスカの存在が一際目立つ作品であります。

この作品が単なるキャラ萌えだけではない侮れないと思った部分として、大きな話の流れの中にテツを中心としたカスミとアスカの三人を非常に巧く組み込んでいる部分です。
りぶねす002
家族である妹キャラと、家族同様である幼馴染みキャラの特性を活かして作られています。

主人公のテツですが、ラブコメ作品でありながらハッキリとした態度を取るところにあります。

アスカからの告白に対して、中途半端な言い方や曖昧な返事で誤魔化したりしてどっちつかずな態度を取らず、自分の考えは伝えたのは高評価。

そしてその答えを聞いてもなお近くにいると決めたアスカも、相手の過去をよくわかっているという幼馴染みキャラならではの対応かと思いました。
りぶねす005

回想イベントも盛りだくさんであり、過去から現在の道筋のイメージが湧きやすい作品であります。

ただその代償としてなのか、テツ・カスミ・アスカのメイン三人以外では、テツの友人である千葉慎一とカスミの友達の一人である水無月真琴(まこっちん)の二人以外は非常に影が薄いです。
りぶねす007
(一番左がまこっちん、そのとなりがカスミです。)

このようにカスミの友達はまこっちん以外にも二人いるのですが、出番はありますが印象にはあまり残りません。過去に出てきたキャラが再登場するのは珍しくない今作ですが、「誰だっけ?」となることが非常に多いです。

この辺りはメインとサブを完全に使い分けた上に、細かい設定ではなく大きな流れを大事にするこの作品である裏返しであるので、気になるとは言えば気になりますが、仕方ない側面があると思います。

基本的に登場するキャラはハイテンションでかなりノリの良いキャラばかりです。
良い人ばかりでありながらアクの強いキャラも多く、忘れたころに出てくるのでそこは好き嫌いがわかれるところかも知れません。

まとめ

早く続きが読みたい気持ちがありどうしても発刊速度が遅く感じてしまう、そんな今作ですが

  • 妹キャラが好きだ!
  • 幼馴染みキャラも好きだ!!
  • コテコテのラブコメが見たい!!!

な人に強くおススメします。

結構過剰なサービスシーンも多くありながら、主人公の言動が明瞭でラッキースケベでありながらラッキースケベ感がなく、なぜかバランスよく整っている感じです。

俺からは以上です。


 

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