格安SIMサービスでは、サービスに申し込むと、後ほど郵送でSIMカードが送られてきます。
しかし届いたSIMカードをスマートフォンにセットするだけでは利用できず、設定が必要です。
ここではOCNモバイルONEのSIMカードが到着した後、どのようにして接続設定(APN設定)をするのかを解説いたします。
OCNモバイルONEのSIMカード
SIMカード本体
OCNモバイルONEのSIMカードはドコモで利用されているものがそのまま届きます。
SIMカードを端末にセット
届いたSIMカードを端末にセットします。
今回利用したGalaxy S6はこの位置にありますが、お使いの機種によってSIMスロットの場所は異なります。
SIMカードをセットしてから電源をオン。
当サイトへアクセスしてみましたが、インターネットにはまだつながっていません。
インターネットにつなぐには初期設定が必要なので、これからAPN(アクセスポイントネーム)という、OCNモバイルONEに接続するための情報を設定していきましょう。
APNの設定方法
Galaxy S6での設定例となります。
多少の違いはありますが、Androidであればほぼ同じメニューなので、ここに記載したとおりに設定すればOKです。
iPhoneの方は、Safariでこちらにアクセスしたあと、APN構成プロファイルをダウンロードし、インストールすれば自動的にAPNが設定されます。
※各画像が見づらい場合はクリックすると拡大します。
現在のAPNを確認
設定画面を開き、モバイルネットワークを選択。
次に、APNをタップします。
現在、端末に設定されているAPNの一覧が出てきます。
上記の画像では接続先にSPモード(docomoのデフォルトプロバイダ)が選択されています。
APNの設定方法
ここにOCNモバイルONEのAPNを追加します。
右上の「追加」をタップ
OCNモバイルONEの場合、設定するのは5項目です。
OCNモバイルONEのAPN接続情報
- 名前・・・任意(好きな名前を入力可能)
- APN(LTE)・・・lte-d.ocn.ne.jp(LTE対応端末)
- APN(3G)・・・3g-d-2.ocn.ne.jp(LTE非対応端末)
- ユーザー名・・・mobileid@ocn
- パスワード・・・mobile
- 認証タイプ・・・CHAP(推奨)/PAP
上記の情報を各項目に設定します。その他の数値は空欄のままで結構です。
名前に関しては分かりやすくOCNやOCNモバイルONEなどと入力しておくと良いでしょう。
APNはLTE対応端末と、非対応端末で設定する値が異なります。
Galaxy S6はLTEに対応しているので、「lte-d.ocn.ne.jp」を入力しました。
認証タイプはダイアログからOCNが推奨する「CHAP」を選択。
最後に右上のメニューを開き設定した接続情報を保存します。
保存しないでバックキーなどで戻ってしまうと、項目がすべてクリアされてしまうので忘れないようにしましょう。
接続先を変更
新たにOCNモバイルONEのAPNが追加されました。
最後に新しく追加したOCNモバイルONEのAPNを選択。
これでAPNの接続設定は完了です。
自由にインターネットを楽しむことができるようになりました。
※【速度計測編】でOCNモバイルONEの通信速度を測定していますので、もし良ければこちらの記事もご覧ください。