UCIワールドチームの使用バイク、コンポ、ホイール、タイヤ、ハンドル、サドル、ペダル、ヘルメットや、ジャージそれぞれのメーカーをまとめました。
レースを見ていて、気になったバイク等があればこのページでチェックしてみてください。
※プロコンチームの機材一覧はこちらの記事をどうぞ
Contents
- 1 UCIワールドチーム バイク/コンポーネント/ホイール メーカー一覧表
- 2 チーム別機材の詳細
- 2.1 AG2R・ラモンディアル(フランス)
- 2.2 アスタナプロチーム(カザフスタン)
- 2.3 BMCレーシングチーム(アメリカ)
- 2.4 キャノンデール プロサイクリングチーム(アメリカ)
- 2.5 ディメンションデータ(南アフリカ)
- 2.6 エティックス・クイックステップ(ベルギー)
- 2.7 FDJ(フランス)
- 2.8 チームジャイアント・アルペシン(ドイツ)
- 2.9 IAMサイクリング(スイス)
- 2.10 チーム カチューシャ(ロシア)
- 2.11 ランプレ・メリダ(イタリア)
- 2.12 ロット・スーダル(ベルギー)
- 2.13 チーム ロット・NLユンボ(オランダ)
- 2.14 モビスターチーム(スペイン)
- 2.15 オリカ・グリーンエッジ(オーストラリア)
- 2.16 チーム スカイ(イギリス)
- 2.17 ティンコフ(ロシア)
- 2.18 トレック・セガフレード(アメリカ)
- 3 最後に
UCIワールドチーム バイク/コンポーネント/ホイール メーカー一覧表
まずは、各チームが使っているバイク、コンポ、ホイールメーカーを一覧表にしています。
チーム名 | バイク | コンポ | ホイール |
AG2R・ラモンディアル | Focus | SRAM | ZIPP |
アスタナプロチーム | Specialized | Campagnolo | CORIMA |
BMCレーシングチーム | BMC | SHIMANO | SHIMANO |
キャノンデールプロサイクリングチーム | Cannondale | SHIMANO | MAVIC |
ディメンションデータ | Cervelo | SHIMANO | ENVE |
エティックス・クイックステップ | Specialized | SHIMANO | ROVAL |
FDJ | Laoierre | SHIMANO | SHIMANO |
チームジャイアント・アルペシン | GIANT | SHIMANO | SHIMANO |
イアムサイクリング | SCOTT | SHIMANO | DT SWISS |
チームカチューシャ | CANYON | SRAM | ZIPP |
ランプレメリダ | MERIDA | SHIMANO | FULCRUM |
ロット・スーダル | RIDLEY | Campagnolo | Campagnolo |
チームロットNL・ユンボ | Bianchi | SHIMANO | SHIMANO |
モビスターチーム | CANYON | Campagnolo | Campagnolo |
オリカ・グリーンエッジ | SCOTT | SHIMANO | SHIMANO |
チームスカイ | PINARELLO | SHIMANO | SHIMANO |
ティンコフ | Specialized | SHIMANO | ROVAL |
トレック・セガフレード | TREK | SHIMANO | BONTRAGER |
バイクメーカーはSpecializedが3チームで最多採用。昨年、SRAMの使用メーカーはAG2Rのみでしたが、今年はカチューシャも採用しています。
チーム別機材の詳細
ここからは、UCIワールドチームの使用機材ついて、写真付きで紹介していきます。
AG2R・ラモンディアル(フランス)
1992年創設。スポンサーは保険・年金共済組合のアージェードゥーゼール ラモンディアル。
- フレーム:Focus IZALCO MAX
- メインコンポ:スラム
- ホイール:ジップ
- タイヤ:コンチネンタル
- ハンドル:ジップ
- サドル:フィジーク
- ペダル:ルック
- ヘルメット:エコイ
- ジャージ:ワンウェイスポーツ
アスタナプロチーム(カザフスタン)
2007年創設。カザフスタンの国営企業が出資母体のチーム。創設当時から問題が絶えず、2015年2月には薬物疑惑でライセンスはく奪の危機も。
出典:BIKERUMOR
- フレーム:Specialized S-Works Tarmac
- メインコンポ:カンパニョーロ
- ホイール:コリマ
- タイヤ:スペシャライズド
- ハンドル:FSA
- サドル:スペシャライズド
- ペダル:ルック
- ヘルメット:スペシャライズド
- ジャージ:モア
BMCレーシングチーム(アメリカ)
2007年創設。バイクブランドBMC(スイス)がスポンサー。米国のU23チームが起源のため、国籍はスイスではなくアメリカ。
出典:http://www.bikeradar.com/
- フレーム:BMC Teammachine SLR01
- メインコンポ:シマノ
- ホイール:シマノ
- タイヤ:コンチネンタル
- ハンドル:3T
- サドル:フィジーク
- ペダル:シマノ
- ヘルメット:ジロ
- ジャージ:パールイズミ
キャノンデール プロサイクリングチーム(アメリカ)
創設は2009年。2015年はキャノンデール・ガーミンでしたが、2016年になりガーミンの名称が消えました。
出典:kombikes.com
- フレーム: Cannondale Supersix EVO
- メインコンポ:シマノ
- ホイール:マヴィック
- タイヤ:マヴィック
- ハンドル:FSA
- サドル:フィジーク
- ペダル:シマノ
- ヘルメット:ポック
- ジャージ:カステリ
ディメンションデータ(南アフリカ)
創設は2013年。昨年まではMTNクベカという名称でした。2016年に旧Tモバイル系の幹部と選手が流入し、南アフリカ初のUCIワールドチームに昇格しました。
出典:roadcyclinguk.com
- フレーム:Cervelo S5
- メインコンポ:シマノ
- ホイール:エンヴィ
- タイヤ:コンチネンタル
- ハンドル:エンヴィ
- サドル:フィジーク
- ペダル:スピードプレイ
- ヘルメット:メット
- ジャージ:オークリー
エティックス・クイックステップ(ベルギー)
2003年創設。エティックス(製薬会社オメガファルマの子会社)・クイックステップ(床材メーカ)がスポンサー。育成や人材発掘に定評のあるチーム。
出典:www.cyclingnews.com
- フレーム:Specialized S-Works Tarmac
- メインコンポ:シマノ
- ホイール:ロヴァール
- タイヤ:スペシャライズド
- ハンドル:FSA
- サドル:スペシャライズド
- ペダル:シマノ
- ヘルメット:スペシャライズド
- ジャージ:フェルマルク
FDJ(フランス)
1997年に創設。フランス宝くじ公社のフランセージュデジューがスポンサー。
出典:www.bikerumor.com
- フレーム:LAPIERRE XELIUS SL Ultimate
- メインコンポ:シマノ
- ホイール:シマノ
- タイヤ:コンチネンタル
- ハンドル:プロ
- サドル:フィジーク
- ペダル:シマノ
- ヘルメット:BBB
- ジャージ:ビトウィン
チームジャイアント・アルペシン(ドイツ)
2005年にシマノとの共同事業として創設。現在はジャイアントとアルペシン(育毛シャンプーメーカー)がメインスポンサー。
- フレーム:GIANT TCR ADVANCED SL
- メインコンポ:シマノ
- ホイール:シマノ
- タイヤ:ヴィットリア
- ハンドル:プロ
- サドル:プロ
- ペダル:シマノ
- ヘルメット:ジャイアント
- ジャージ:エチェオンド
IAMサイクリング(スイス)
2013年にサイクリストでもある実業家のテタスが趣味と実益を兼ねて設立。2015年、ワールドチーム枠に空きができたため急遽、プロコンから昇格。
出典:velo101.com
- フレーム:Scott Foil
- メインコンポ:シマノ
- ホイール:DTスイス
- タイヤ:コンチネンタル
- ハンドル:シンクロス
- サドル:シンクロス
- ペダル:シマノ
- ヘルメット:ジロ
- ジャージ:クオーレ
チーム カチューシャ(ロシア)
2009年創設。UCIワールドツアーランキング(2015)2位の強豪。2015年はカルーゾの過去の薬物不正や、パオリーニのコカイン使用が問題に。
出典:velo101.com
- フレーム:Cannyon Aeroad CF SLX
- メインコンポ:スラム
- ホイール:ジップ
- タイヤ:コンチネンタル
- ハンドル:キャニオン
- サドル:セライタリア
- ペダル:ルック
- ヘルメット:ジロ
- ジャージ:カチューシャスポーツ
ランプレ・メリダ(イタリア)
1991年創設のイタリア唯一の名門ワールドツアーチーム。2016年からは新城幸也が新加入。
- フレーム:MERIDA SCULTURA TEAM
- メインコンポ:シマノ
- ホイール:フルクラム
- タイヤ:コンチネンタル
- ハンドル:FSA
- サドル:プロロゴ
- ペダル:シマノ
- ヘルメット:スオミ
- ジャージ:チャンピオンシステム
ロット・スーダル(ベルギー)
1985年創設。ロット(ベルギー宝くじ公社)は1978年から自転車チームに出資を続けている、プロトン最古のスポンサー。
出典:www.bikerumor.com
- フレーム:Ridley Helium SL
- メインコンポ:カンパニョーロ
- ホイール:カンパニョーロ
- タイヤ:コンチネンタル
- ハンドル:デダ
- サドル:セライタリア
- ペダル:ルック
- ヘルメット:レイザー
- ジャージ:フェルマルク
チーム ロット・NLユンボ(オランダ)
1984年創設。2012年に過去のドーピング疑惑が発覚し、17年間スポンサーをつとめたラボバンクが撤退。2015年から新スポンサーのロットNL(オランダ宝くじ公社)・ユンボ(スーパーマーケットチェーン)と共に再出発を果たしました。
- フレーム:Bianchi Oltre XR2
- メインコンポ:シマノ
- ホイール:シマノ
- タイヤ:ヴィットリア
- ハンドル:FSA
- サドル:サンマルコ
- ペダル:シマノ
- ヘルメット:ベル
- ジャージ:サンティーニ
モビスターチーム(スペイン)
1980年の創設以来、レイノルズ、バネスト、イリェスバレアレスと提携リレーを果たしてきました。そして現在はモビスター(携帯電話)がメインスポンサー。3年連続UCIチームランキング1位。
出典:www.cyclingnews.com
- フレーム:Canyon Ultimate CF SLX
- メインコンポ:カンパニョーロ
- ホイール:カンパニョーロ
- タイヤ:コンチネンタル
- ハンドル:キャニオン
- サドル:フィジーク
- ペダル:ルック
- ヘルメット:カットライク
- ジャージ:エンデューラ
オリカ・グリーンエッジ(オーストラリア)
2012年創設。2000年代半ば以降、エヴァンスらの豪州選手の活躍によって、オーストラリアエリートチーム設立の動きが活発化。2012年に満を持して船出したのが本チームです。
出典:thewannaberacer.com
- フレーム:SCOTT FOIL
- メインコンポ:シマノ
- ホイール:シマノ
- タイヤ:コンチネンタル
- ハンドル:プロ
- サドル:フィジーク
- ペダル:シマノ
- ヘルメット:スコット
- ジャージ:クラフト
チーム スカイ(イギリス)
2009年設立。短期間で五輪金メダルやツール優勝を果たしました。衛星放送会社のBスカイBがスポンサー。
出典:www.cyclingnews.com
- フレーム:Pinarello Dogma F8
- メインコンポ:シマノ
- ホイール:シマノ
- タイヤ:コンチネンタル
- ハンドル:プロ
- サドル:フィジーク
- ペダル:シマノ
- ヘルメット:カスク
- ジャージ:ラファ
ティンコフ(ロシア)
1998年に活動開始。元選手のビャルヌ・リースを元首としてCSCとなり、やがてサクソバンクに。2014年にオレグ・ティンコフ氏が経営権を取得。しかし2016年末で運営からの撤退を示唆。引き継ぐ企業が表れるかどうかは不透明な状況です。
出典:www.bikeradar.com
- フレーム:Specialized S-Works Venge ViAS
- メインコンポ:シマノ
- ホイール:ロヴァール
- タイヤ:スペシャライズド
- ハンドル:スペシャライズド
- サドル:プロロゴ
- ペダル:ルック
- ヘルメット:スペシャライズド
- ジャージ:スポーツフル
トレック・セガフレード(アメリカ)
2011年創設。チーム運営に問題が多かった同チームですが、2014年にトレックが直接管理に乗り出したことで運営が安定化。新スポンサーであるセガフレード・ザネッティ(コーヒー焙煎メーカー)の加入でさらなる加入体制が整いました。
出典:www.bikerumor.com
- フレーム:TREK Madone 9
- メインコンポ:シマノ
- ホイール:ボントレガー
- タイヤ:ヴェロフレックス
- ハンドル:ボントレガー
- サドル:ボントレガー
- ペダル:シマノ
- ヘルメット:ボントレガー
- ジャージ:ボントレガー
最後に
2016年UCIプロチームの機材まとめでした。
ティンコフの機材はペーター・サガンの世界選手権優勝記念モデルを載せてみましたが、このアルカンシエルが混じったカラーリングすごくかっこいいですね。
私の好みは昨年から変わっておらず、細身のAG2RのIZALCOやスペシャのS-Worksがいいかなと思っています。
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