【2019】CPU徹底比較!種類・スペック・性能差は?動画編集・ゲーミングにオススメのCPUは?全てが分かる完全保存版!

※2018年11月 内容を更新しました。

本記事では、CPUの詳細スペックの紹介と、用途別にオススメのモデルを紹介いたします。

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ややこしいをすっきり解決!現行モデル比較

特に2017年後半のAMDとIntelとの熾烈な争いにより、ラインナップがやや複雑になりました。

現行のCPUを理解するにあたっては、おおむね

  • 8コア以下:ゲーマー・一般利用向け
  • 10コア以上:クリエイター(動画・画像編集)向け

と分類したほうがわかりやすいのではないかと思います。利用用途(ベンチマークソフト)によっては、8コア以下のCPUが8コア以上のCPUに上回る場合が多く、総合力では現状は8コア以下のCPU(i8700Kなど)が強いです。

動画・画像・エンコードなどクリエイティブな処理を行う場合など、用途が専門・特化されている場合には10コア以上のメニーコアCPUが適しているかと思います。

では、上について、早速分類してみましょう。

8コア以下

まずは8コア以下のモデルを見ていきましょう。
価格帯やスペックも考慮し、以下の条件に適合するCPUを抽出しています。

  • 8コア以下
  • 5万円以下
  • PassMarkスコア10000以上

Intel

モデル名 周波数 TB3.0 コア数 スレッド数 TDP 性能目安 価格 チップセット例
9900K 3.6GHz 5.0GHz 8 16 95W 20291 8万円~ Z390
9700K 3.6GHz 4.9GHz 8 16 95W 17616   Z390
8700K 3.7GHz 4.7GHz 6 12 95W 17179 5万円~ Z370
8700 3.2GHz 3.2GHz 6 12 65W 15284 4.5万円~ Z370
7800X 3.5GHz 4.0GHz 6 12 140w 14529 5.0万円~ Z299
6850K 3.6GHz 4.0GHz 6 12 140W 14372 7.0万円
Z270
6800K 3.4GHz 3.8GHz 6 12 140W 13636 5.6万円
Z270
7740X 4.3GHz 4.5GHz 4 8 112W 12305 4.0万円~ Z299
7700K 4.2GHz 4.5GHz 4 8 91W 12222 4.7万円~ Z270
6700K 4.0GHz 4.2GHz 4 8 91W 11005 4.3万円~ Z270
7700 3.8GHz 4.2GHz 4 8 65W 10796 4.1万円~ Z270

AMD

モデル名 周波数 TB コア数 スレッド数 TDP 性能目安 価格帯 チップセット例
Ryzen
2700X
3.7GHz 4.3GHz 8 16 105W 16,961 3.6万円~ X370
Ryzen7
1800X

3.6GHz 4.0GHz 8 16 95W 15,405 2.6万円~ X370
Ryzen7
1700X
3.4GHz 3.8GHz 8 16 95W 14,600 2.6万円~ X370
Ryzen7
1700
3.0GHz 3.7GHz 8 16 65W 13,879 3.5万円~ X370
Ryzen5
1600X
3.6GHz 4.0GHz 6 12 95W 13,139 2.5万円~ X370
Ryzen5
1600
3.2GHz 3.6GHz 6 12 95W 12,372 1.9万円~ X370
Ryzen5
1500X
3.5GHz 3.7GHz 4 8 65W 10,719 1.7万円~ X370

PassMarkのみでいえばCorei7 8700Kが頭一つ抜けた印象でしたが、2018年11月の実勢では、Ryzen7 2700Xもパフォーマンスが高く、また価格も下がっている(intel⤴、AMD⤵)のため、コスパ狙いではAMDに軍配が上がりつつあります。

メニ―コアCPU

Intel Core i9

モデル名 周波数 TB3.0 コア数 スレッド数 TDP 性能目安 価格帯
7980XE 2.6GHz 4.4GHz 18 36 165W 29,908 23万円~
7960X 2.8GHz 4.4GHz 16 32 165W 25,364 18万円~
7940X 3.1GHz 4.4GHz 14 28 165W 24,727 14.5万円~
7920X 2.9GHz 4.4GHz 12 24 140W 23,291 13.2万円~
7900X 3.3GHz 4.5GHz 10 20 140W 22,974 11.8万円~

これらをご覧いただければわかる通り、コア数は多いです。最上位モデルでは18C36Tと最強レベル。
7980EはPassmarkのHPにおいても全機種で最高のパフォーマンスを叩きだしています。

国内未発売のものもありますが店舗ごとでの仕入れが行われている場合もあるので、日本でも購入できる場合があります。

AMD Threadripper

モデル名 周波数 TB コア数 スレッド数 TDP 性能目安 価格帯
2950X 3.5GHz 4.4GHz 16 32 180W 25,963 11.3万円~
1950X 3.4GHz 4.0GHz 16 32 180W 22,758 10.0万円~
1920X 3.4GHz 3.8GHz 12 24 180W 20,820 6.7万円~
1900X 3.0GHz 3.7GHz 8 16 180W 15,813 3.8万円~

2950Xの登場とAMDの低価格化により、形成が一気に逆転し、AMDがより魅力的になってきました。

CPU詳細比較表

IntelのCorei9、 i7、Core i5、Core i3、AMDのRyzenシリーズ、FXシリーズ、Aシリーズの詳細スペックです。

各項目のTBやLLCと言った用語の解説は章末に記載しています。性能目安はPassMarkを参考にしています。

Intel

CoreiXの”X”はグレードを表すもので、数字が多いほど上位グレード、つまりハイスペックであることを示します。

CPUのCoreiシリーズは第七世代まで存在していますが、i3、i5、i7、i9の表記と対応しているわけではありません。
世代は4桁の数字の最初の数字で判別できます。(例:Corei 3770なら第3世代、ただし数字が3桁なら初代)

末尾にKとついたモデルは倍率ロックフリー(オーバークロック可能モデル)になっており、CPUクーラーが付属しません。

20151230intel

Corei9

Skylake-Xから”i9″が追加されました。AMD対抗の意味合いもあるネーミングと推測されます。
7940Xより上位モデルは国内未発売です。

モデル名 周波数 TB3.0 コア数 スレッド数 LLC TDP 性能目安 価格帯
7980XE 2.6GHz 4.4GHz 18 36 24.75MB 165W 29,908 23万円~
7960X 2.8GHz 4.4GHz 16 32 22MB 165W 25,364 18万円~
7940X 3.1GHz 4.4GHz 14 28 19.25MB 165W 24,727 14.5万円~
7920X 2.9GHz 4.4GHz 12 24 16.5MB 140W 23,291 13.2万円~
7900X 3.3GHz 4.5GHz 10 20 6MB 140W 22,974 11.8万円~

Core i7

ハイエンドCPU。動画編集や3Dゲームなど、処理能力が必要なユーザー向けです。

第8世代の8700Kは測定項目によっては最高のパフォーマンスを見せることがあるため、一番買いやすいかもしれません。

なお、第6世代以前のCPUは性能目安上、第9世代のCorei5(9600K)と同等スペックか、劣っています。

モデル名 周波数 TB コア数 スレッド数 LLC TDP 性能目安 価格帯
6950X 3.0GHz 4.0GHz 10 20 25MB 140W 20019 17.1万円~
6900K 3.2GHz 4.0GHz 8 16 20MB 140W 17611 13.6万円~
8700K 3.7GH 4.7GHz 6 12 12MB 95W 17179 4.7万円~
5960X 3.0GHz 3.5GHz 8 16 20MB 140W 15993 13.6万円~
7800X 3.5GHz 4.0GHz 6 12 8.25MB 140w 14529 4.8万円~
6850K 3.6GHz 4.0GHz 6 12 15MB 140W 14372 6.2万円
6800K 3.4GHz 3.8GHz 6 12 15MB 140W 13636 5.1万円
5930K 3.5GHz 3.7GHz 6 12 15MB 140W 13618 7万円~
5820K 3.3GHz 3.6GHz 6 12 15MB 140W 12997 6万円~
7740X 4.3GHz 4.5GHz 4 8 8MB 112W 12305 5万円~
7700K 4.2GHz 4.5GHz 4 8 8MB 91W 12222 3.9万円~
6700K 4.0GHz 4.2GHz 4 8 8MB 91W 11005 3.5万円~
7700 3.8GHz 4.2GHz 4 8 8MB 65W 10796 3.5万円~
6700 3.4GHz 4.0GHz 4 8 8MB 65W 9928 3.0万円~
7700T 2.9GHz 3.8GHz 4 8 8MB 35W 9569 3.7万円~

(i7 モバイル向け)

モデル名 周波数 TB コア数 スレッド数 LLC TDP 性能目安
8550U 1.8GHz 4.00GHz 4 8 8MB 15W 8029
7700HQ 2.8GHz 3.8GHz 4 8 6MB 45W 8914
6700HQ 2.6GHz 3.5GHz 4 8 6MB 45W 8135
4710HQ 2.5GHz 3.5GHz 4 8 6MB 47W 7812
4700MQ 2.4GHz 3.4GHz 4 8 6MB 47W 7707
3630QM 2.4GHz 3.4GHz 4 8 6MB 45W 7593
2670QM 2.2GHz 3.1GHz 4 8 6MB 45W 5919
2630QM 2.00GHz 2.9GHz 4 8 6MB 45W 5543
7500U 2.7GHz 3.5GHz 2 4 4MB 15W 5232

core i5

一般ユーザー向けの高性能CPU。性能や消費電力のバランスが良いです。

モデル名 周波数 TB コア数 スレッド数 LLC TDP 性能目安 価格帯
9600K 3.7GHz 4.6GHz 6 6 9MB 65W 13700 3.3万円~
8400 2.8GHz 4.0GHz 6 6 9MB 65W 10833 4万円~
7600K 3.8GHz 4.2GHz 4 4 6MB 91W 9305 3.3万円~
7600 3.5GHz 4.1GHz 4 4 6MB 65W 8956 3.1万円~
7600T 2.8GHz 3.7GHz 4 4 6MB 35W 8455 2.9万円~
7500 3.4GHz 3.4GHz 4 4 6MB 65W 7971 3.0万円~
7500T 2.7GHz 3.3GHz 4 4 6MB 35W 7014 2.9万円~
7400 3.0GHz 3.5GHz 4 4 6MB 65W 7432 3.0万円~
7400T 2.4GHz 3.0GHz 4 4 6MB 35W 6472 2.4万円~
6600K 3.5GHz 3.9GHz 4 4 6MB 91W 7795 3.6万円~
6600 3.3GHz 3.9GHz 4 4 6MB 65W 7560 3.1万円~
6500 3.2GHz 3.6GHz 4 4 6MB 65W 7043 2.6万円~
6400 2.7GHz 3.3GHz 4 4 6MB 65W 6512 2.7万円~

(i5モバイル向け)

モデル名 周波数 TB コア数 スレッド数 LLC TDP 性能目安
8250U 1.6GHz 3.4GHz 4 8 6MB 15W 7496
6200U 2.3GHz 2.8GHz 2 4 3MB 15W 3985
3230M 2.6GHz 3.2GHz 2 4 3MB 35W 3927
3210M 2.5GHz 3.1GHz 2 4 3MB 35W 3806
5200U 2.4GHz 3.4GHz 2 4 3MB 15W 3508
2410M 2.4GHz 3.4GHz 2 4 3MB 35W 3162

core i3

標準的な性能のCPU。インターネットや文書作成など、通常の使い方であれば十分な性能を有します。

モデル名 周波数 コア数 スレッド数 LLC TDP 性能目安 価格帯
7350K 4.2GHz 2 4 4MB 60W 6782 2.0万円~
7320 4.1GHz 2 4 4MB 51W 6491 1.8万円~
7300 4.0GHz 2 4 4MB 51W 6484 1.7万円~
7300T 3.5GHz 2 4 4MB 35W 1.7万円~
7100 3.9GHz 2 4 3MB 51W 5934 1.4万円~
7100T 3.4GHz 2 4 3MB 35W 5283 1.4万円~
6320 3.9GHz 2 4 4MB 51W 5773 1.7万円~
6300 3.8GHz 2 4 4MB 51W 5741 1.6万円~
6100 3.7GHz 2 4 3MB 51W 5500 1.2万円~
6100T 3.2GHz 2 4 3MB 35W 4728 1.2万円~

Pentium Dual-Core

低価格の廉価版CPU。とにかく安く抑えたい方に。
かつてはハイエンドだったPentiumブランドもCoreシリーズが登場してからは廉価版としての位置づけです。

モデル名 周波数 コア数 スレッド数 LLC TDP 性能目安 価格帯
G4620 3.7GHz 2 4 3MB 51W 5404 1.1万円~
G4600 3.6GHz 2 4 3MB 51W 5411 1.0万円~
G4560 3.5GHz 2 4 3MB 54W 5027 6.7千円~

Celeron

現在ではノートPCやWindowsタブレットに採用されているCPUです。
コストパフォーマンスが高く、安い機種などでよく見かけます。
Apollo Lake世代のN3450シリーズが現行では省電力でハイパフォーマンスとなっています。

モデル名 周波数 TB コア数 スレッド数 LLC TDP 性能目安
N3450 1.1GHz 2.2GHz 4 4 2MB 6W 1810
N3160 1.6GHz 2.24GHz 4 4 2MB 6W 1693
N3150 1.6GHz 2.08GHz 4 4 2MB 6W 1678
3865U 300MHz 900MHz 2 2 2MB 15W 1679
3855U 300MHz 900MHz 2 2 2MB 15W 1736
3215U 300MHz 850MHz 2 2 2MB 15W 1657
N3350 1.1GHz 2.4GHz 2 2 2MB 6W 1141
N3060 1.6GHz 2.48GHz 2 2 2MB 6W 993
N3050 1.6GHz 2.16GHz 2 2 2MB 6W 884

AMD

20151230AMD

Ryzen

2017年3月3日に発売された最新のシリーズです。

Threadripper

モデル名 周波数 TB コア数 スレッド数 LLC TDP 性能目安 価格帯
2950X 3.5GHz 4.4GHz 16 32 32MB 180W 25,963 11.3万円
1950X 3.4GHz 4.0GHz 16 32 32MB 180W 22,758 10.0万円~
1920X 3.4GHz 3.8GHz 12 24 32MB 180W 20,820 6.3万円~
1900X 3.0GHz 3.7GHz 8 16 16MB 180W 15,813 3.8万円~

Ryzen 7

モデル名 周波数 TB コア数 スレッド数 LLC TDP 性能目安 価格帯
Ryzen7 1800X 3.6GHz 4.0GHz 8 16 16MB 95W 15,405 5.9万円~
Ryzen7 1700X 3.4GHz 3.8GHz 8 16 16MB 95W 14,600 4.6万円~
Ryzen7 1700 3.0GHz 3.7GHz 8 16 16MB 65W 13,879 3.9万円~

Ryzen 5

モデル名 周波数 TB コア数 スレッド数 LLC TDP 性能目安 価格帯
Ryzen5 3.6GHz 4.0GHz 6 12 16MB 95W  13,139 3.2万円~
1600X
Ryzen5 3.2GHz 3.6GHz 6 12 16MB 95W  12,372 2.8万円~
1600
Ryzen5 3.5GHz 3.7GHz 4 8 16MB 65W  10,719 2.4万円~
1500X
Ryzen5 3.2GHz 3.4GHz 4 8 8MB 65W  8,459 2.1万円~
1400

消費電力が大きく、高性能を発揮できる分野と、性能を全然発揮できない分野の差が激しく、特性を理解していないと扱いづらいCPUです。

FX

インテルのCore iシリーズと比べて同時に多数のアプリケーションを起動しても速度低下が起こりにくいので、データベースや多重エンコードなどの目的には向いてるかもしれません。

モデル名 周波数 TB コア数 スレッド数 LLC TDP 性能目安 価格帯
9590 4.7GHz 5.0GHz 8 8 8MB 220W 10261 2.6万円~
8370 4.0GHz 4.3GHz 8 8 8MB 125W 8973 2.3万円~
8350 4.0GHz 4.2GHz 8 8 8MB 125W 8961 2.0万円~
8370E 3.3GHz 4.3GHz 8 8 8MB 95W 7828 2.0万円~
8320E 3.2GHz 4.0GHz 8 8 8MB 95W 7422 1.6万円~
6300 3.5GHz 4.1GHz 6 6 8MB 95W 6347 1.2万円~
4300 3.8GHz 4.0GHz 4 4 4MB 95W 4642 1.0万円~

AMD FXシリーズの場合は整数演算器は8個ありますが、浮動小数点演算器は4つしかなく、完全な8コアのCPUではありません
Windows上ではコア数4、スレッド数8のCPUとして扱われています。

20150104AMD出典:http://img.techpowerup.org/130622/bta213006.jpg

Aシリーズ

CPUとGPUを統合した製品で、AMDはAPUと呼んでいます。
低価格でそこそこの3D描画性能を持ったマシンを組めることが特徴なのですが、実際のところはあまり性能が良くありません。(→A10 7850Kで自作してみた記事)

CPU+GPUのコア数の違いで現在はA10~A6までが展開されています。

A10

4CPUコア+8GPUコアのモデルです。

モデル名 周波数 TB コア数 スレッド数 LLC TDP 性能目安 価格帯
7890K 4.1GHz 4.3GHz 4 4 4MB 95W 5774 1.7万円~
7870K 3.9GHz 4.1GHz 4 4 4MB 95W 5553 1.7万円~
7860K 3.6GHz 4.0GHz 4 4 4MB 65W 4978 1.2万円~
7850K 3.7GHz 4.0GHz 4 4 4MB 95W 5543 1.3万円~
7800 3.5GHz 3.9GHz 4 4 4MB 65W 5128 1.2万円~
A8

4CPUコア+6GPUコアのモデルです。

モデル名 周波数 TB コア数 スレッド数 LLC TDP 性能目安 価格帯
7670K 3.6GHz 3.9GHz 4 4 4MB 95W 4928 9.7千円~
7650K 3.3GHz 3.8GHz 4 4 4MB 95W 4954 9.5千円~
7600 3.1GHz 3.8GHz 4 4 4MB 65W 5181 8.3千円~
A6

2CPUコア+4GPUコアのモデルです。

モデル名 周波数 TB コア数 スレッド数 LLC TDP 性能目安 価格帯
7470K 3.7GHz 4.0GHz 2 2 1MB 65W 2568 6.0千円~
7400K 3.5GHz 3.9GHz 2 2 1MB 65W 2814 6.0千円~

用語解説

周波数

CPUが動作するクロック周波数のことです。同一のマイクロアーキテクチャ(内部の設計)の場合は周波数が高いほど高速にデータ処理を行うことができます。

周波数が高いほど消費電力が高くなり、発熱も大きくなります。

TB

ターボブーストといいます。CPUの温度と消費電力に余裕がある場合は規定のクロック周波数よりも高くし、一時的に高速な処理能力を得ることができます。

コア数/スレッド数

コア数はCPU内部のデータ処理を行う部分の数のことです。コアが多いほど同時に多くのデータを扱えます。

スレッドはCPUが同時に実行できる仕事の数を表します。
通常はコア数=スレッド数です。

インテルのCore i3とi7ではハイパースレッディングテクノロジー(HTT)といって、1つのコアで同時に2つのデータを処理できる仕組みが採用されています。HTTはCPU内部にいくつか備えられている演算器の稼働していない部分を有効利用することで実現しています。

LLC

ラストレベルキャッシュ(Last Level Cache)の略です。
CPUにはキャッシュメモリという、CPUが処理するデータを一時的にデータを保存しておく場所があります。
その中でCPUとメインメモリとの間でやり取りされるデータを一時的に保存しておくための記憶領域がLLCです。

TDP

熱設計消費電力(Thermal Design Power)の略で、そのCPUを利用したときに要求される放熱性能の必要値の目安になります。
TDPが高いCPUほど高発熱・高消費電力、低いCPUほど低発熱・低消費電力と言えます。

性能目安

PassMarkというベンチマークテストの実行結果です。数値が高い方が性能が優れています。

性能比較表

たくさんありすぎて訳が分かりませんので、性能目安と価格を一つの表にまとめました。ここでは第五世代以前のCPUは除外しています。

Core iシリーズ Pentium 性能目安 Ryzenシリーズ FXシリーズ Aシリーズ
7980XE 30000
29000
28000
27000
26000
7960X 25000
7940X 24000
7920X 23000 1950X
22000
21000
7900X 20000

求道者レベル

1920X
6950X 19000
18000
6900K 17000
16000
7800X 15000

上級者レベル

1800X
6850K 14000 1700X
6800K
13000 1700
7700K 12000
7700
6700K
11000
  10000 9590
7700T
6700
9000
動画や画像の編集、3Dゲーム
オールラウンダー向け
8000 8370
8350
6600K
6600
6500
7000
表計算やブラウザ
簡単な画像編集など
8370E
8320E
6400  6000 6300
6320
6300
6100
5000
ネット・ワードレベル
7890K
7870K
7850K
7800
7600
6100T G4520 4000 4300 7860K
7670K
7650K
G4500
G4400
G3260
3000
メモ作成程度
2000 7470K
7400K

黒:5万円以上 赤:4万円台 橙:3万円台 緑:2万円台 青:1万円台 紫:1万円未満

AMD Ryzenが登場し、ハイエンドシステムを組む際はインテル一択だった状況が一変しました。
最高性能を求めるのであれば、きりがないといった感がします。国内で購入できるのが、7920X(約14万円)ですが、ちょうど1950X(約13万円)と拮抗しているのが面白いところですね。

上記モデルもですが、中下位に目を遣ると、Ryzen7 1800Xは、同程度の速度を発揮するインテルのCore i7 6850Kよりも1万円近く安く購入することができる上に、TDPも低いため大がかりな冷却装置を取り付ける必要もありません。

そのため、スコア150,000あたりで高性能な自作PCを組み立てたい場合は、AMDのRyzenシリーズが優良な選択肢になるのではないでしょうか。

ただし、ゲームはCoreシリーズに最適化されているものが多いのか、思ったよりもスコアが伸びないようです。今後、Ryzenへの最適化が進められるかはわかりませんが、ゲーミングPCを組む場合はCore i7が良いかもしれません。

関連して、求道者レベル以上のモデルですが、最高位のIntelの7980XEAMDの1950Xは、Passmarkの数値上では6000と大きく離れていますが、CINEBENCH R15や、PCMark 10などのベンチでは3%~5%程度の性能差にとどまっていることから、購入の際には良く検討されることをおすすめ致します。

用途別おすすめCPU

念のためではありますが、使用用途別のおすすめCPUをご紹介してまいりたいと思います。

動画編集や動画エンコード用のマシンを組む

動画編集ソフトや動画エンコードソフトはマルチスレッド化(コア数の多いCPUに最適化)されています。

価格とスペックでIntelに逆襲をかけたモデル。自作派にとっては興味深いCPUですね。

FXシリーズも価格の安さやDirextXやVRへにたいする対応力から再び脚光が上がっているモデルではありますので選定候補にどうぞ。

最新の3Dゲーム用のマシンを組む

ゲームソフトは動画編集ソフトなどと比較すると、コア数の多いCPUへの最適化があまり進んでいませんので、シングルスレッド性能(CPUコア1つ当たりの性能)が高いモデルが向いています。

上記の3モデルが候補でしょう。

コストパフォーマンスの高いマシンを組む

動画のエンコードや3Dゲームをしないのであれば、ほとんどの作業を快適にこなせる性能を有している以下のモデルをおすすめします。

グラフィックボードを別途載せる場合はどちらでも好みで構いませんが、グラフィックボードを利用しない構成を考えているのであれば、内蔵GPUがあるCore i5 6600Kが最有力候補でしょう。

省エネマシンを組みたい

ダウンロードやテレビ録画で、24時間付けっぱなし運用をしたい方は、

迷わずこのCPU。TDPが35Wですから、かなり低消費電力のマシンを組めます。

とにかく低価格で組む!

処理能力は求めず、とにかく価格を抑えたい場合には

上記2モデルで非常に安価なマシンを組むことが可能です。

CPUおすすめ

以上をもとに、おすすめのCPUをご紹介するならば、以下のようなイメージになるかと思います。

  • 用途によっては4コア以上のCPUにするか、4コア以下のCPUにするか決めるのが良い
  • 価格を抑えながら、高いスペックを追求したい方はRyzenも面白い
  • 自作初心者の方は情報の多いCorei5~7がおすすめ

エンコードやサーバーのように多数のスレッドが同時に動くような環境ではCore i7の上位モデルを選ぶのがいいかと思います。自作初心者の方はマニュアル等が充実しているインテル製のCPUを選んでおいた方が無難ですが、昔からのAMDファンである方は、Ryzen組みPCで、Intel超えの夢を果たしたいところでしょう。

モバイル版の特徴

なお、ノートPCのCPUを選定する場合のポイントは、

  • 末尾に”U”が付くモデルはかなり消費電力が少ないので、バッテリー駆動時間が伸びる
  • 末尾に”HQ”と付くモデルはとにかくハイスペック

といったところで、TDPが低くバッテリーが長持ちするモデルをとるか、あるいはスペックを重視するか…といった、利用用途によって選択が変わってくるかと思います

以上、ご参考になれば幸いです。

【Frontier】2019年BTOランキング【一強】

2019年春の概況と戦略

グラボはRTX系の台頭によりRTX2070がベーススペックになってきています。
intelのCPUは需要増で価格上昇、社会問題にまで波及していますが価格としては決して求めやすくなく、フロンティア当たりは年初来から値下がりまでしているという奮闘ぶり。

しかしその他のPCも負けじと、最近臍をかんでいたドスパラや、独自路線でクオリティを追及していたサイコムの低価格化などもあり、混戦模様となってきました。どれにするか迷うところ。

ランク概略

紹介ベーススペック

  • CPU:Corei7-9700
  • MEM:16GB
  • グラボ:RTX2070
  • SSD:500GB
  • HDD:3TB
  • 電源:800W

Frontier 👑

商品の変動が激しいので、セール会場からお探しください。

堂々のスペック、文句なしの価格帯。
常に変動するセールでFrontierの神髄を心行くまで楽しんでください。

ドスパラ

トップページから、ガレリア XFを検索

179,980円 でしかもi7-9700Kへのアップグレードはかなり攻めてます。
メモリ8GBはもはやドスパラの意地とお見受けした!

分割手数料が最大48回まで無料なのもアツい!!

 

サイコム

トップページから、G-Master Spear Z390を検索

178,509円

大幅刷新

サイコムは価格よりも機能性に優れていることで定評があります。価格よりも実力!ですが今般ついに価格も他のBTOに追いついたものをリリース! 長く愛用されたい方はこの選択し、絶対に在りだと思います。

基本的には、なかなか単純な自作ではここまでには至れないプロ仕様なので、ある意味1位の商品といっても過言ではありません。

マウスコンピューター

トップページから、NEXGEAR i690GA4を検索

199,800円

この値段を標準構成とすれば、完璧なスペックといえるでしょう。
パーツなどを付けたしなどをしなくても完結しているパーツ選びの実力は素晴らしいと思います。

パソコン工房

トップページから、LEVEL-R039-i7K-TOVIと検索

179,980円(前月:179,980円)

しいて言えばメモリ8GB、HDD1TBといったくらいで、これも特に文句はありません。
500Wと過去には弱かった電源も、700Wを標準装備に変えてきました。ありです!

こちらも分割手数料無料!

横ばい化…か

RX2060をベースとするモデルにおいて、価格帯で分けるのであれば、

となります。マウスは完璧な構成ですが、価格としてはフロンティアは絶対王者です。

しかしその他も含め全体的に価格差がなくなってきており、混戦となっているのも事実。
限定セールなどでタイミングを見計らうのが吉かもしれません。

テック・ゲーム

【PC】パソコン 異例の高値に CPU不足、需要鈍化も【2019春】
1: 田杉山脈 ★ 2019/03/15(金) 20:28:17.34 ID:CAP_USER パソコンの平均価格が異例の上昇で高値となっている。パソコンは秋から冬に年末商戦などの影響で値下がりするのが一般的。だが2018年度は基幹部品のCPU(中央演算処理装置)が品薄だった影響で冬にかけて逆に値上がりし、なお上昇傾向にある。部品不足は当面続く可能性が高く、パソコン需要が冷え込むとの懸念が出ている。 調査会社BCN(東京・千代田)によると、家電量販店やインターネットショップにおける2月のノ… https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42523100V10C19A3EA5000/ 以下、反応 91: 名刺は切らしておりまして 2019/03/15(金) 21:47:54.88 ID:Ms+0QjSs >>1 2012のCore i7、まだ終わらんよ!   123: 【東電 79.7 %】 日本の保守派 ◆/V7CGJSSmle1 (地震なし) 2019/03/15(金) 22:2

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【ストレージ】30年前の俺「100MBのHDD20万で買ったわww」 今の俺「1TBのmicroSD5万で買ったわww」
【CPU】Intelは「Appleは2020年にMacをARMプロセッサに移行する」と予想している
これがRTX2070買った馬鹿の結果だよね
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