【麻薬】一度手を出すと止められない地獄。大麻・覚せい剤・麻薬(コカイン・ヘロイン・MDMA)の違い、依存性について。【徹底解説】

芸能人も含め、覚せい剤をはじめとする薬物の所持・使用で逮捕されるケースは後を絶たず、薬物犯罪は増加傾向にあるとも言われています。

この記事では、代表的な薬物(大麻・麻薬(コカイン・ヘロイン・MDMA)・覚せい剤)の違いとその依存性、法的問題や芸能人の逮捕歴、摘発件数などについて、詳しく解説をしていこうと思っております。

薬物に興味のない方にとっては、大麻も麻薬も区別がつかないことと思いますが、これを機に理解を深めれば、今後の薬物濫用の対策につながることでしょう。

各薬物の違い

薬物は現在の法律で大別すると、「大麻」「麻薬」「覚せい剤」に分類されます。(「それぞれの取締法」参照。)

本記事ではその3種類に分けて説明をいたします。

概要表

分類 名称 由来植物 作用 結果 性質 効果 依存性
大麻 大麻、マリファナ 大麻 GABA抑制 ドーパミン増 興奮性 ★★★ ★★
麻薬 ヘロイン ケシ GABA抑制 ドーパミン増 興奮性 ★★★★★ ★★★★★
コカイン コカ ドーパミン掃除機抑制 ドーパミン増 興奮性 ★★★★ ★★★★
LSD 麦類(麦角菌) (詳しくはわかっていない) 幻覚性 ★★★ ★★
MDMA (化学合成) セロトニン増 セロトニン増 抑制性 ★★★ ★★
覚せい剤 アンフェタミン等 マオウ ドーパミン掃除機抑制および
ドーパミン量増大
ドーパミン増 興奮性 ★★★★ ★★★★
タバコ ニコチン ニコチアナ ドーパミンに作用 ドーパミン増 興奮性 ★★ ★★★
お酒 アルコール 各種植物 GABA抑制 ドーパミン増 興奮性 ★★ ★★★

※対照比較として、タバコ・お酒も追加しています。

なお、医学部誌『ランセット』に掲載された薬物の有害性に関する図表は以下のとおりです。

kikendo

タバコ・アルコールなどが大麻に比べて高位に位置することもわかります。

こういった例や、医療用で奏功している現状から、大麻安全論・解禁論なども議論されますが、その話題は、また別の機会にゆだねたいと思います。

大麻

taima出典:http://saito.shiftweb.net/fukeiphoto/indext.html

大麻は、「ウィード」「マリファナ」「ポット」「カナビス」等とも呼ばれます。また、映画の日本語字幕では「葉っぱ」と呼ばれるのもこの大麻にあたります。
「マリファナ」と聞くと、危険な香りがしますが、「大麻」と聞くと随分イメージが違うものに聞こえます。
大麻はアサの花冠、葉を乾燥または樹脂化、液体化させたものです。

大麻は雌雄異体の植物(オスとメスで形が違う)であり、繊維としてはどちらも良質ですが、薬物としては雌株の方がより優れています。

成分はカンナビノイド(テトラヒドロカンナビノール―THC)で、嗜好品や医薬品として用いられます。

大麻はおもに

  • Cannabis sativa
  • Cannabis indica
  • Cannabis ruderalis

の三種類に分類されるとされていますが、嗜好用大麻として重宝されているのは、”Cannnabis sativa”の派生とみられます。”キャンバス(Canvas)”の語源でもあります。

効果としては、五感変化(音楽が良く聴こえる・味覚が鋭くなる等)リラックス・多幸感・食欲の増加等があると言われています。
酩酊感(トリップ)を楽しめるのが大麻の特徴であり、幻覚を見ることはまずありません。

ただし、過剰摂取や恐怖感や罪悪感等により、パニックになったり、一過性の抑うつ・被害妄想に陥る事はあります。また、使用を止めたあと、大麻を使用した時と同様の幻聴や幻覚などのフラッシュバックがあることが知られています。

覚せい剤との違いから、併用されることも

読売テレビ1Record_20160705-145232.ts_001857266画像出典:ミヤネ屋

覚せい剤との大麻の大きな違いは、前者が覚醒・興奮状態になるに対し、大麻が鎮静・酩酊状態になるとされています。

そのため、

  • 覚せい剤を使うと眠れなくなるので、眠るために大麻を使う
  • 覚せい剤の効きを良くするために、大麻で一旦下げる

といった併用パターンが存在しており、重度の中毒患者は、実際にこのような併用をここなう人もいらっしゃいます。

安全神話の嘘

大麻は前述でも触れましたが、身体的な有害性に関してはアルコール・タバコより低いと考えられています。
しかし、脳破壊の危険性も研究では示唆されまた。また、依存性は低いにしろ、まったく無いというわけではありません。
他と比較して安全だから、という論調は、確かに一理あるものの、例えば売人が顧客を、悪いお友達が何も知らない人を誘うときの常套句でもあります。大麻安全論が、大麻を使う免罪符として機能している、というのは悲しきかな、現状のようです。

そして大麻は「ゲートウェイドラッグ」という呼び方もされており、他の、より依存性の強い薬物を使用するための入り口となる薬物であると考えられています。先に書いたように、覚せい剤と対で用いられるように、薬物同士の相性が、利用者にとっては良いことから、大麻がありとあらゆる薬物を引き寄せてしまう可能性が非常に高いわけです。

いずれにしても、日本では取り締まりがされている現状であり、禁断症状、間接的死亡事例も存在することから、手を出さないのが一番です。

大麻の「カンナビノイド」が脳神経を破壊することが明らかに

読売テレビ1Record_20160705-145232.ts_001925948画像出典:情報LIVE ミヤネ屋

2016年6月30日に、大阪大学の木村文隆准教授らのチームが、大麻の成分には脳の神経回路を壊す働きがあるという論文を発表しました。

大麻に含まれている「カンナビノイド」と呼ばれる物質が、幻覚や鎮痛の作用があるということですが、上の写真のように、神経細胞の突起が減少し、回路が破壊されてしまうということがわかりました。

大麻のメカニズムに迫った世界初の論文であり、鎮痛などで医療用の側面で信じられていた、大麻の安全神話が崩れるかもしれない内容ではあります。(詳しくはまだ研究中です)

一方医療用大麻はがんの痛みの緩和、トゥレット症候群(チック症状)の緩和など、きわめて重大な問題を解決する魔法の成分であることも否めません。下の動画は、トゥレット症候群の方が大麻を吸うことで、信じられないくらいに症状が治まっている実例が紹介されています。

医療大麻で難病トゥレット症候群(≒チック症)が劇的に緩和

【ドイツ】医療大麻で難病トゥレット症候群(≒チック症)が劇的に緩和される

大手メディアでは放送されない動画さんの投稿 2016年5月31日(火)

日本における大麻利用は、歴史的な原因などもあり、その是非については議論は尽きないところですが、医療と嗜好とを区別しながら、発展させてゆくことがもっとも望ましいと思われます。

麻薬

麻薬の定義

モルヒネががんなどの鎮痛剤で使われることが有名であるように、もともと麻薬は鎮痛剤としての意味を持っていました。

語源的には、麻薬の“麻”は、大麻の”麻(あさ)”とは異なり、痲(しび)れるという意味で使われており、本来であれば”痲薬”という漢字が適切なようです。

「麻」は古来から植物の「アサ」を意味する。

他方、戦前までは麻薬は「痲藥」と書いていた。「痲」は痺れる・麻痺(この語も旧来は「痲痺」)する、という意味で、植物の「麻」とは似て非なる文字である。

戦後、1949(昭和24)年に定められた「当用漢字表」に「」の字が含まれなかったため、字形のよく似ている「麻」の字があてられたのである。

http://www.hemp-revo.net/report/0611.htm
(https://blogs.yahoo.co.jp/mappyhappy713/53834867.html)

こういった経緯も含め、多くのが薬物を呼ぶときは、覚せい剤も含めて「麻薬」と呼ぶことが多いかと思います。

最も広い定義としては、この記事で紹介される薬物を総じて「麻薬」と指すこともあります。「麻薬Gメン(→関連記事)」という呼び名でいうところの麻薬も、覚せい剤などを含んでいるように思います。

ただし日本の法律「麻薬及び向精神薬取締法」上、麻薬のうちに定義されているものには、大きく

  • コカイン
  • ヘロイン
  • LSD
  • MDMA

などとなっています。危険ドラッグなどもこの法律の範囲内で定義されているのですが、本記事では、おもにこの四種類について見ていきます。

コカイン

koka出典:http://plaza.rakuten.co.jp/shigedoraku/diary/201202190000/

コカの木の葉から抽出した無色の結晶また白色の結晶性粉末です。「コーク」「スノウ」「ホワイト」などと言われます。

一般的に「スニッフィング」といい、鼻から吸引する方法が多いです。

コカインはドーパミンを放出しっぱなしにする効果があり、疲労や不安感が消えて気分が高揚します。

ドーパミンは、もともとは努力などの報酬によりもたらされる物質ですから、薬物でその快感がもたらされるとくれば、その誘惑を決して断ち切ることができなくなってしまいます。精神・肉体・経済の破滅への入り口です。

なお、作用は数時間持続するという覚せい剤に比べると非常に短く、10~30分程度です。

過剰摂取したとき、通称“コカイン・バグス(コカイン虫)”と呼ばれる、皮膚内を虫が這うような体感を襲います。

女優・声優の高部あいさんが所持で逮捕されたのが記憶に新しいところです。

ヘロイン

keshi出典:http://uccih.exblog.jp/15500264/

ケシの実から生産されるアヘン、アヘンを精製して作られるモルヒネ、モルヒネを精製して作られるのがヘロインです。隠語としては「スマック」とも呼ばれます。

「麻薬の女王」とも呼ばれるヘロインですが、依存性・身体への悪影響から最も厳しく規制されています。
モルヒネは医薬品ですが、ヘロインは医薬品としては、国際的に使用を禁じられています。

その効能ですが、一言で言えば「多幸感」であるようで、その快感は想像を絶するものであるようです。

オーガズムの数万倍の快感を伴う射精を全身の隅々の細胞で行っている」
人間の経験しうるあらゆる状態の中で、ほかの如何なるものをもってしても得られない最高の状態」と言われます。

当然、効果が激しいがゆえ、その離脱症状も超強力なようで、だるさ、不安、全身への激痛(骨がバラバラになって飛び散るような感覚)、幻覚、そして大量に冷や汗をかき、手が震えるといった、最悪の状況に見舞われます。

幸福感と禁断症状の苦しみ全ての薬物のなかで最強とされています。上表にもあるとおり依存性&有害性において最高位に位置されたドラッグです。

歴史においては、ベトナム戦争時のおいて、兵士に多用された物質であり、米兵のおよそ55万人の兵士の約20%がその後遺症で苦しみ、帰還後の自殺も後を絶ちませんでした。

きわめて危険な薬物です。

アヘン

アヘンは、「あへん法」によって取り締まられていますが、上述の凶悪物質ヘロインの原材料でもあり、また、医療分野で必須となるモルヒネの原料にもなるという側面から、取り上げるべき成分であるため、ご紹介いたします。

アヘンというのは、毒にも薬にもなるという意味からは、究極の物質であるともいえます。この物質は必然として、人類の歴史の長きにわたり、常に重要視されてきました。古代エジプトのディル・エル・メディーナのカー夫妻の墓から検出された成分に、モルヒネが含まれていたことが判明しており、そのことから考えると3000年以上も前からアヘンが存在していたと考えられます。

また、中世においては、かの錬金術師であったパラケルススが、アヘンチンキ(ローダナム)という、アルコールにアヘンを溶かす方法を発見、史上初めて製造しました。

このアヘンチンキは、19世紀イギリスにおいては、子供を宥めるために当然として用いられていたとの記録もあります。液体での摂取は腸で吸収されるため、依存性はおだやかであったといいます。

一方で中国ではイギリスからのアヘン輸入により大量の銀が流出し、結果としてアヘン戦争にまで発展しました。中国は敗戦、そのうえ屈辱的なことに、アヘンを濫用する中国人らに対し、西洋の目は卑下的なものでした。

インド人がアヘンから作る舐剤を、中国人は情欲の興奮のために用いる。これを用いることによって彼らは性的に異常に興奮するので、売春婦たちも彼らの激しい攻撃、挿入には耐えられない。

こういった噂などで、アヘン中毒が客観視されることで、やがて、アヘンが禁忌的な存在と見做されるに至りました。

中国では薬物の規制(とりわけ密輸)が厳しく、罰則も厳しいものとなっていますが、世界的な薬物規制も、このアヘンの忌まわしい歴史から始まったといっても過言ではないかもしれません。

なお「あへん法」で取り締まられた有名人は、勝慎太郎氏だけでないでしょうか?

LSD

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リゼルグ酸ジエチルアミドが正式名称で、LSDはもっとも強力な幻覚剤の一つです。

LSDは化学的に合成された麻薬ですが、その由来は麦角菌という、ライ麦、小麦、大麦などのイネ科植物の穂に規制するカビ菌から合成されたものです。

このカビ菌はヨーロッパでは多くの食中毒死を引き起こしていましたが、20世紀にはいり、この毒性物質がリゼルグ酸というものであることが突き止められます。この物質研究をする過程で合成されたのがLSD(リゼルグ酸ジエチルアミド)です。

LSDは1943年から1963年にかけて市販薬とのして販売されており、心理療法・精神療法の中で使用されていました。
アメリカではヒッピーと呼ばれる若者たちや、「サイケデリック」の流行で、文化ともなりました。

しかしこの強い幻覚作用は、錯乱状態による死亡事故の多発などにつながり、次第に世界各国の法律で規制され、日本では1970年から麻薬及び向精神薬取締法で輸出・輸入・所持・使用などが厳しく取り締まられています。

幻覚作用により、自殺や他社への暴力などに発展する可能性もあることが、最も危険視されています。

なお、LSDが強い幻覚作用をもつ理由は未だに判明していません

極めて微量でも効果があることが特徴で、紙や角砂糖にしみ込ませて使用しますが、その乱用が特に危険視されています。

ただし近年の研究においては、適切な量の投与(マイクロドージング)が心の健康に効果的であるという研究結果も出ています。(→関連記事
幻覚剤は脳に作用し、神経接続の破壊と強化を行うことができるようで、「新しいことの学習」と「古いことの忘却」を同時に行うことができ、その結果「心の安定性をはかる」という可能性が示されています。

なお、「幻覚剤LSDをキメた女性が数時間おきに描いた自画像がヤバい」という記事で、LSDがもたらす世界を垣間見ることができます。

MDMA・MDA

それぞれ、メチレンジオキシメタンフェタミンメチレンジオキシアンフェタミンが正式名称です。

「合成麻薬」とも言われ、人工的に合成されたものです。
「覚せい剤」の二種類の分類(次項「覚せい剤」参照)と名称が似ていますね。

(構造図はこちらのサイトに詳しいです)

MDMAは「エクスタシー」、MDAは「ラブドラッグ」として知られます。

錠剤の服用により、セロトニンなどの放出量を増やし、精神の開放感をもたらし心が研ぎ澄まされるようです。

強い性的快感をもたらすというのが特徴ですが、乱用を続けると錯乱状態になり、体温がコントロールできなくなったり、低ナトリウム血症、腎・肝臓の障害や記憶障害等の症状も現れます。

常用者の間には、この薬が効いている間、歯を噛みしめるため、奥歯がガタガタになったり、抜け毛が増える、老化が早まるなどと言われています。百害あって一理なしですね。

また、市場が小さいため、品質が安定せず、不純物や別の成分が混ぜられているケースが多くこれが事故につながりやすいそうです。

別成分の効果が心臓への過負担をもたらし、最悪の場合は死に至るケースも存在します。

押尾学事件においてホステス女性が死亡したケースも、MDMAの使用によるものとみられます。依存性もさることながら、死亡リスクも存在するため、相当危険な薬物です。

危険ドラッグ

ここでは簡単な紹介にとどめますが、いわゆる「危険ドラッグ」と呼ばれる類の商品についても、品質の問題は大きく、危険ドラッグ成分以外の不純物が事故に至らしめるという可能性が存在しています。

RUSHなどの危険ドラッグは以前までは合法ドラッグであり、個人輸入ができましたが、法改正により不可能になりました。

知らずに購入ボタンをぽちっと押しただけで、実名入りで逮捕!という場合がありますので気をつけなければなりません。しかもこの薬物は同性愛者の利用率が高いということもよく知られていますので、逮捕された場合の社会的なダメージは小さくありません。

これらが実際の報道例です。いずれも立場やその知識量からして、「知らなかった」では済まされない、地位や名誉がある方がRUSHにおぼれているという現実があります。

覚せい剤

maoh出典:http://www.e-yakusou.com/sou/sou335.htm

覚せい剤は、「シャブ」という呼び方が有名です。「アイス」「スピード」など、格好いい呼び方も様々あります。「アイス」は痩せるよ、など、名称やイメージに騙されぬようご注意を!

これはマオウ(麻黄)と呼ばれる植物から抽出し合成されるもので、主成分がアンフェタミンメタンフェタミンに大別されます。

メタンフェタミンのほうがアンフェタミンよりも数倍の効果があるといわれており、日本で乱用されているものは、メタンフェミンが主となります。

メタンフェタミンはかつて「ヒロポン」という名で市販されていましたが、これこそが覚せい剤の一つです。

ヒロポンはまさに「除倦覺醒劑」として、いわば滋養強壮剤として広く用いられてきました。錠剤で販売されていたのですが、特に戦後は静脈注射が蔓延し、中毒者の続出、肝炎の感染拡大など、社会に深刻な影響を与えました。そのことから国が1951年に成立させたのが「覚せい剤取締法」です。

覚せい剤は、強烈な快感、多幸感や高揚した気分を味わえ、3時間~12時間という長期にわたって覚醒状態が持続します。

コカインと同様に、ドーパミンを出しっぱなしにする効果がありますが、その効果の持続時間および働きの仕組み(ドーパミンを阻害する脳内物質の働きを弱めるというコカイン同様の作用だけでなく、ドーパミンそのものの放出量を増やすという作用もある)ことから、依存する者が跡を絶ちません。

効果があるうちは、眠ることも物を食べる事も必要なくなります。

ASKAさんの逮捕前のテレビ出演時の様子ですが、「寝ない」「食べない」と、まさしく覚醒状態にあることを示しています。

タモリさんも指摘していますが、見た目にも違和感がありますね。

また、使用方法はあぶり、スニッフ、静脈への注射(ポンプ)など、様々な方法がありますが、注射は「薬物乱用の終着点」と言われています。

健康への影響ですが、交感神経を刺激するので、血圧が上がり

  • 大脳の神経細胞が死滅・・・記憶力低下・ボケ症状
  • 眼・・・視力低下・失明(視神経の異常・眼底出血)
  • 気管支・・・気管支炎(粘膜異常)
  • 肺・・・肺がん(粘膜異常)
  • 心臓・・・血圧上昇・心不全
  • 胃・・・胃痛・吐き気・嘔吐(胃粘膜の異常及び出血)
  • 骨髄・・・貧血

など、あらゆる症状・病気を引き起こす可能性があります。

それだけでなく、いわゆる「シャブ仲間」との、注射による「回し打ち」でHIVB型・C型肝炎に感染する可能性が極めて高くなります。

日本では摘発件数が最も多い種類の薬物です(後述)「気分がすっきりする」「痩せられる」「キレイになる」という甘い言葉にさそわれ、手を出してしまうと、必ず人生の破滅がやってきます。

ともかく、努力の報酬として出される快感物質を、人為的に手に入れられるようになってしまっては、何をする必要もなくなりますから、廃人まっしぐらです。強制的な治療が必要になってきます。

それぞれの取り締まり法

冒頭に申し上げた危険な薬物を取り締まる法律は意外にも多く、

  • 覚せい剤取締法
  • 大麻取締法
  • 麻薬及び向精神薬取締法
  • あへん法

の四種類もの取り締まり法律が存在します。以下に罰則を記載します。

 法律 種類 所持や使用などの罰則(個人)
覚せい剤取締法 覚せい剤 10年以下の懲役
大麻取締法 大麻  5年以下の懲役
麻薬及び向精神薬取締法 ヘロイン  10年以下の懲役
モルヒネ・コカイン・MDMA等 7年以下の懲役
あへん法 あへん 7年以下の懲役

覚せい剤とヘロインに関しては特に厳罰となっています。

逮捕された有名人(順不同・敬称略)

※逮捕されたと報道された有名人の一部であり、不起訴処分になったケースも存在しますのでご注意ください。

覚せい剤取締法 大麻取締法 麻薬取締法 あへん法
清原和博 内田裕也 高部あい 勝新太郎
ASKA 清水健太郎 清水健太郎
若山騎一郎 萩原健一 押尾学
仁美凌 大森隆志 桑名正博
小向美奈子 ツン・ツェフ・イワン いしだ壱成
岩城滉一 いしだ壱成 勝新太郎
中村耕一 加勢大周 カルーセル
麻紀
赤坂晃(光GENJI) 長渕剛 清水芹夏
ジョン・健・ヌッツオ 美川憲一 田代まさし
酒井法子 錦野旦 君島かれん
加勢大周 勝新太郎 麻生希
sakura(元ラルク) 井上陽水
西川隆宏(元ドリカム) カルーセル
麻紀
岡村靖幸 研ナオコ
槇原敬之 YOU THE
ROCK★
尾崎豊 今井寿
(BUCK-TICK)
江夏豊 高樹沙耶
ミッキー吉野
(ゴダイゴ)
 田中聖
(元KAT-TUN)
翔(横浜銀蠅) 大竹美波
(大竹まことの長女)
ダイシ
(サイコ・ル・シェイム)
RITTO
(ラッパー)
田口智治
(元C-C-B)
佐々木愛
(アナウンサー)
野村貴仁
克美茂
高知東生
橋爪遼
(橋爪功の息子)
清水良太郎
(清水アキラの息子)
松尾敏伸
仮面ライダー俳優

芸能人の逮捕件数は、覚せい剤>麻薬>大麻>あへん となっています。

実際のH26年の警察の検挙人数(売人含む)も、

  • 覚せい剤 15,535件
  • 大麻 2,362件
  • 麻薬 637件

と、覚せい剤が非常に多いのが現状です。

経験者は語る

俳優の内谷正文氏は薬物(LSD等)の経験者で、自身や家族の壮絶な経験を活かし活動をしています。

内谷さんは17年間に渡り薬物依存でしたが、若いころ弟に勧めてしまったことで、弟が自身よりも酷い薬物依存に陥り、家族が崩壊してしまいました。

ご自身は33歳のときに依存から抜け出し、今に至ります。

その壮絶な体験談を一人芝居にして、小学校などの公演活動を行っています。

演劇と語りを見るだけで薬物のその恐ろしさが伝わってくる、鬼気迫るものがあります。

薬物を使った人間の行き先は三つ。

 

  • 墓場
  • 精神病院
  • 刑務所

(上動画より)

また、別のインタビューでは、「自分はやめたのではなく、今日やっていないだけだ、いつやるかもわからない」と、一度薬物に手を出してしまうと、決して完全に抜け出すことができないという実情を、赤裸々に語っています。

結びに

毎日の生活のストレスから「快感」に逃避してしまうと全てが崩壊してしまいます。
「1度だけなら」「軽い気持ちで」という所が地獄への入り口

大麻なら・・・という囁きもありますがやはり「ゲートウェイ・ドラッグ」です。
法規制が解除されれば別の話かもしれませんが、現時点では酒・タバコとは全く別次元の存在です。

「根性だけではやめられない」 「手を出したものは誰もがやめられない」と経験者や専門家が語っています。
「低依存であるから」という甘いささやきに乗せられて、人生を破滅させることのないように気をつけましょう。

参考資料

 

http://gigazine.net/news/20140914-40-years-test-lsd/

http:fugenji.org/thomas/diary/index.php?no=r16

http://matome.naver.jp/odai/2135717126774041001?&page=4

http://www.j-cast.com/2009/08/12047351.html?p=all

http://togetter.com/li/232813

https://kotobank.jp/word/%E3%83%98%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%B3-130975

『脳内麻薬』中野信子 著

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