【漫画】黒神遊夜先生原作、神崎かるな先生作画『武装少女マキャヴェリズム』(第6巻)の感想及び『しなこいっ』『竹刀短し恋せよ乙女』の初回特典など その歴史を追いつつ想いを語ります

黒神遊夜先生が原作、神崎かるな先生が作画の『武装少女マキャヴェリズム』(第6巻)の感想及び、両先生の前作である『しなこいっ』(全4巻、完全版全2巻)、『竹刀短し恋せよ乙女』(全3巻)の紹介をします。

『武装少女マキャヴェリズム』の第1~4巻までの感想記事はこちら黒神遊夜先生・神崎かるな先生のサイン会参加レポ記事はこちらになります。

また4月からアニメが放送されます(公式サイトはこちらです)。
原作よりも丸っこくて可愛らしい絵柄になっていますね。

武装少女マキャヴェリズム(6)<武装少女マキャヴェリズム> (角川コミックス・エース)
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前作について

今作は、両先生の前作である『しなこいっ』と『竹刀短し恋せよ乙女』の世界観を共有しています。
現在は紙媒体(単行本)では絶版となっておりますが、ジャイブ版以外は電子書籍で入手が可能です。

特典


『しなこいっ』の購入特典のイラストペーパー


こちらはブックカバーでした

第1巻の発売が2009年1月と既に8年以上も前ですが、特典の種類も豊富なことからも当時この作品に対して力を入れていたことがわかります。”当時”ね、当時……

しなこいっ

ジャイブより出版されていた月刊コミックラッシュに掲載されていた作品です。

完全版 しなこいっ(上)<完全版 しなこいっ> (角川コミックス・エース)
KADOKAWA / 角川書店 (2012-09-01)

第3巻発売と同時にドラマCDも発売されるなど、人気を誇っていました。


ジャイブ版の4冊です

通常の単行本が全4巻であり、その後角川書店より完全版として3話分とオマケが追加された完全版が上下の全2巻があります。


角川書店の完全版の2冊です

しかし月刊コミックラッシュが紙媒体(雑誌)での発売を終了することに伴い、打ち切りになりますが、角川書店へ移籍。
その際に完全版を発売し、『しなこいっ』を前日譚とした作品である『竹刀短し恋せよ乙女』の連載を開始します。

竹刀短し恋せよ乙女

角川書店へ移籍し、月刊少年エースで掲載されていた作品です。

竹刀短し恋せよ乙女(3)<竹刀短し恋せよ乙女> (角川コミックス・エース)
KADOKAWA / 角川書店 (2013-07-26)

こちらは全3巻となっていました。


竹刀短し恋せよ乙女の3冊です

ちなみに正式なタイトルはこの『竹刀短し恋せよ乙女』であり、『しなこいっ』はこの略称とのこと。

マキャヴェリズム

特典


月刊少年エースを購入した際の特典です(左上を除く)

感想

第6巻の序盤に天羽斬々との戦いが終わり、その後に新たな舞台へと移っていくことになります。
その際にちょっと気になったなぁって思うところがありました。

思い入れが強すぎる?(気になった点)

原作側か漫画家側、どちらの意向なのか………ちょっと前作への思い入れが強すぎるのではないかな、と言う点は気になりました。

連続シリーズものは根強いファンがつけば一大ブランドになりますが、本作レベルだと正直どうなんでしょう。

……といった議論の前に、人物整理をば。

現在、前作から登場しているキャラで比較的メインとなっているのは4人。


前作のエピローグ時の二人

天下五剣の一人となった因幡月夜と、寮母であるエヴァの二人は前作でもラスト2話で登場。
終盤に登場だったので、彼女らの性格などはほぼ語られることもなく前作が閉じ、そこまで大きな違和感はないです。

ただ藤林祥乃鳴神虎春は前作でもほぼ序盤から登場し、特に虎春に至っては裏ヒロインとして強い存在感を放っていました。


前作の主人公である榊龍之介(左)、裏ヒロインの鳴神虎春(中)、そしてヒロインの遠山桜(右)

前作も群を抜いて強かった彼女ですが、今作でもその強さを発揮してしまいます。


天羽斬々と対峙する虎春

前作を読んでいた者としては、散々強さを見せつけてくれた虎春の強さは理解しております

しかしそれでも今作の、少なくとも現状では最強であり天下五剣を片っ端からボコボコにしていた斬々を、虎春がかなりあっけなくねじ伏せてしまう展開はちょっとどうかなぁって感じました。

この展開のせいで、強さの順位が「前作最強>今作最強」の図式となってしまい、今作のキャラ達の強さのバランスが一気に崩壊した気がします。

しかし今読んでいるのは新シリーズのキャラクターのエピソードですから、適当に例えれば、『H2』に『タッチ』が勝つみたいなメディア横断はちょっとどうかなというのは正直思う所。

もちろん世界観のつながりなど、大作系を意識するなら有りと言えば有りなのですが……


虎春との戦いの時には、斬々も精神的に弱っていたこともあるのでしょうが………

斬々ですが、確かに精神的に弱っていた側面はあると思うのですが、それは虎春も同じだと思うんですよね。
前作では鬼のような強さを誇っていた虎春ですが、


歪んだ愛情表現を強さに変えていたヤンデレヒロインの虎春

前作のラストでは龍之介とのわだかまりもかなり解消されており、素人判断ですがそういう意味では以前ほどの強さは持っていないような気がします。


わだかまりも解消され、純粋なラブコメ作品にしか見えない前作のラストシーン

斬々も今作の主人公であるノムラに対してヤンデレな側面があるので、ヤンデレ系ヒロイン同士、ヤンデレのアドバンテージって斬々と虎春の二人が戦った時点では既にどちらにも存在しないと思うんですよ。

第6巻の展開にのお陰で、今作のキャラ達がかなり弱く見えるようになってしまいました。

特にこの作品しか知らない人にとっては、今まで最強として君臨しいたキャラをパッと出のキャラがねじ伏せたようにしか見えず、これは前作を知っていること前提の展開でありちょっと不親切かと思いました。

また輪やメアリといった今作のオリジナルキャラですが、月夜戦が始まった5巻以降では、所々での登場はあったものの大きな見せ場も貰えず。

斬々戦のラストにノムラへアドバイスしたのも月夜であったことを考えると、実質的に5巻以降は前作のキャラばかり出ていた印象が強かったです。

キャラへの思い入れは大事だと思いますし、私も作者の方へは特にこだわって欲しいなって思う部分ではあるのですが、何事もバランスが必要かなぁって思いました。

呼び方表など

前回の記事で「ファンブックが欲しい」と書いたのですが、自分でファンサイトでも作ればええやん、って思って作成しておりました。

しかし、アニメ化の噂が流れた為に挫折(公式ファンブックが出ると思われる為)。
ただ勿体無いのもあるので、一部をお蔵出ししようと思います。
個人で作っているので間違いなどがあるかもしれませんがご了承ください。

呼び方表

第4巻まで集計していた表を、今回若干の手を加えました。
左のキャラが、上のキャラへ対しての呼び方となっております。
自分から自分へは一人称で、空欄は今のところ読んでいないか、私が見つけられなかった部分です。
感情やその時の状況によって変化しますが、ご覧ください。

納村
不道
鬼瓦
亀鶴城
メアリ
花酒蕨 眠目
さとり
因幡
月夜
天羽
斬々
百舌鳥野
のの
蝶華・
U・
薔薇咲
三人称
納村不道 オレ 鬼瓦 亀鶴城 花酒 眠目 アモウ おたく
鬼瓦輪 ノムラ 自分 亀鶴城 花酒 眠目 天羽 のの 鵜薔薇咲 貴様
亀鶴城
メアリ
ノムラさん 輪さん あたくし 蕨さん さとりさん 因幡さん 斬々さん 輪さんところの子 蝶華 アナタ
(貴方・貴女)
花酒蕨 ノムラ/小僧 鬼姫 亀姫 わらわ さとり姫 女帝 そち/お主
眠目さとり ノムラちゃん 鬼ちゃん 亀ちゃん 蕨ちゃん さとり/ボク 月夜ちゃん 斬々ちゃん ののちゃん ウ~チョカちゃん キミ
因幡月夜 花酒さん 私(わたくし) 女帝さん 百舌鳥野さん 貴方/貴女
天羽斬々 ノムラ 花酒蕨 眠目さとり 因幡月夜 私(わたし) お前
百舌鳥野
のの
お姉さま メアリさん 因幡さん ジブン(のの) ウーチョカちゃん キサマ
蝶華・
U・
薔薇咲
輪様 お姉様 ののさん アタクシ アナタ

口癖

そのまんまで、キャラ特有の口癖です。
他にも色々とありましたが、今回は印象的なのだけ抜き取りました。

口癖 内容
死ぬほど~ メアリの口癖。死ぬほど結構な頻度で使う。
断じて~ 斬々の口癖。
以前はかなりな頻度で使っていたが、
何故か虎春相手の会話には一回も使わなかった。
ウー ウーチョカの口癖というか唸り声。
フキダシの外で表現される。
~なような ノムラと輪のクラスメイトである右井右井の口癖。
恐らくほぼ全台詞に使われているような。
ヤッホー/
ノーヤッホー
メアリのクラスメイトであるオギミの口癖。
亜流として「ノヤッホ」という言い方もあるヤッホーな口癖。
(語尾に)っ ののの口癖というか話し方。
ごくまれに無い時がある。
ちょっと~ ノムラと輪のクラスメイトである倉崎佐々の口癖。
ちょっと使用頻度は高くない。

結びに

今回の内容でやや批判的なことも書きましたが、誤解のないように申し上げますと、私自身、この作品は大変高く評価しております。(もちろん前作も)

だからこそ、というべきでしょうか、前作のキャラに頼るではなく今作のオリジナルキャラをもっと大事に扱って欲しいと、ここ2巻ほどは特に強く感じました。


メインキャラではないものの魅力的なサブキャラも多い(左上は右井右井、右上は倉崎佐々、下はオギミ)

第6巻は区切りの部分に当たる為に、新キャラとして前作のキャラに強くスポットライトが当たったとは思います。
第7巻以降の展開はどうなるのかなぁって思う、今日この頃です。

末尾になりましたが、作画の神崎かるな先生ですが3月にご出産されたようです。
アニメ化と併せておめでとうございます
また原作の黒神遊夜先生ですが、大腸を全部摘出されたようです。

いろいろな人が現実の世界でも戦っておられるようですので、そういった因縁対決、というのもあるのかもしれません。
皆さま、とりあえずは元気にお仕事されているようで良かったです。

何はともあれ、念願のアニメ本当におめでとうございます。


第6巻で一番お気に入りの一コマ

俺からは以上です。

B子
キャラクター愛が深いという点ではすごおく評価できるところだよね!
A子
でも考えたら、後続作品がパワーインフレで前作キャラをゴミのように扱うよりは良い気もしますね
C子
全てへのリスペクト、ですか。………登場人物に物理的制約があるので、それでも第一には本作のキャラクターを、と願いたいところです(´・ω・`)
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お知らせ

すでに上記等で報じられている、NHKによる当サイトへの名誉棄損訴訟については、しかるべく対応をするため手続きを進めております。立花先生、誠にありがとうございます。

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