【漫画】黒田じっこ先生『明日はともだちじゃない』(第1巻)感想~初々しい二人に身もだえよう~

黒田じっこ先生の『明日はともだちじゃない』(第1巻)の感想です。
黒田じっこ先生ですがゾンビ漫画の『リビングデッドキッチン』(第1巻)も同時に発売されています。

明日はともだちじゃない 1 (ヤングジャンプコミックス)
黒田 じっこ
集英社 (2018-10-19)

作品紹介

恋に落ちる瞬間を描いた60の物語。ピュアラブストーリーオムニバス。
何気ない一言、思わず口にしてしまった本音、触れ合う手と手。
瞬時に、微妙に、それでいて取り返しがつかぬほど、変わってしまう、2人の関係性。
「恋が始まる、30秒の瞬間」を切り取った、ショートオムニバス60本収録の第一集。

恋人関係にない二人が、恋に落ちる瞬間を初々しく描いた作品です。


恋人未満の二人を描いた作品です

のたうち回りたくなる

この作品ですが、読んでいてのたうち回りたくなります。
なんというか、心地よさに包まれるというのか、非常に幸福感にあふれた気持ちにさせてくれます。

出会ってから(殆どが元々の知り合いばかりですが)恋に落ち、その瞬間までを大体3ページ程度にまとめられております。
これがねぇ、上手いんですよね。
オチの部分がさりげない告白ばかりで、気が付いた瞬間に「おお、いいね」って思うんですよ、思っちゃうんですよ。


さりげない始まり方に、さりげない終わり方、そこがいいと思える作品

二やっとさせてくれる作品ばかりで、ちょっと切ない話もありますが、基本的には全編通じて非常に優しい世界観で綴られています。
どの作品も3ページ程度のショートオムニバスが詰められているので、展開は早いなって思うこともありますが、気軽に読むことができます。

お気に入りの一品を見つけられるといいですよね。
私はなかなか一つに決められませんでしたが、あえて言えば#20と#46に出てくる山上君と神田さんの話が好きですね。


この二人が一番好みかなって思いました

結びに

さり気なさが凄くいいアクセントとなっている、とてもいい作品でした。
欠点を言えば、たまに前に出てきたキャラが再登場するのですが、思い出すのに時間がかかることかなぁ。
「なんかこのキャラみたことあるな」って思ってページめくり返すことがありました。
この点はちょっともったいないかも。

全2巻で、11月19日に第2巻の発売となっています。
まだ未購入で未読でありますが、読むのが楽しみです。


時々ファンタジーな世界観もあります

俺からは以上です。

明日はともだちじゃない 1 (ヤングジャンプコミックス)
黒田 じっこ
集英社 (2018-10-19)
売り上げランキング: 79,467
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リビングデッドキッチン 1 (ヤングジャンプコミックス)
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メディア

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