【漫画】金沢真之介先生『クノイチノイチ!』(第1~2巻)初回特典・感想 全くノ一が激怒するであろう問題作

金沢真之介先生の『クノイチノイチ!』(第1~2巻)の感想です。
本作品が、金沢真之介先生にとって初単行本作品のようです。

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金沢 真之介
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初回特典


イラストカード(第2巻)でした(とらのあな購入特典)

作品紹介

修学旅行で忍者屋敷を訪れた高校生のイチは、見学中に不思議なからくりに巻き込まれ、伊賀甲賀が勢力を争う忍者の世界にタイムスリップしてしまう。
現代へ帰る手がかりを求め、忍者の教育施設「紅学園」に潜入を試みたイチだが、そこは「男子禁制のくノ一学園」で……!?

Amazonより引用

女顔をした主人公である久野一<くのいち>が、修学旅行中に訪れた忍者村の忍者屋敷で忍者の世界にタイムリップしてしまうことから物語が始まります。


潔さを感じるほどの名前が素敵です

感想

主人公やキャラが良い(気に入った点)

エロが売りの本作品ですが、主人公の一が単なるエロハプニング要員になっていないのは高評価。
他のくノ一らに比べて体力も技術も劣っており、また性格的にも気弱な部分もありますが、しっかりと女性を庇うシーンがあるなど、主人公らしさは見せています。

また女顔でかつ男子禁制の紅学園に潜入している事もあり、衣装はもちろん女性っぽい衣装。


周りから貧乳(まな板)のくノ一と勘違いされている一

男の娘好きにも受けるかも?という作品です。

エロい事が苦手なのに(苦手だから?)、やや妄想しがちなのも美味しいですね。


エロいのが苦手なのにエロ妄想する一

主人公としてのキャラ立ちは十分していると思います。
またヒロイン達も結構魅力的です。

真面目で柔和な性格をした、巨乳なあやめ


紅学園に向かう途中で一番最初に出会う巨乳ヒロインのあやめ

素行不良で喧嘩っ早い性格をした、貧乳の


巨乳嫌いの貧乳ヒロインの

あやめよりは小さいものの、十分巨乳であるお嬢様気質の江梨奈


第二巻からヒロインに昇格する巨乳ヒロインの江梨奈

性格や体型が分かりやすく差別化されており、とてもイイ感じ。

個人的には自身の貧乳を気にしており、また巨乳に敵意を持っている渚が好みです。


巨乳化の術という謎の術の授業を前にテンションが上がる渚(と一)

実際の渚の胸ですが一と差別化を図る為なのか、個人的にはそこそこはあるようには感じます(確かにあやめや江梨奈と比べればはるかに小さいのですが)。
まぁそれでも巨乳ばっかりの中だと(しかもくノ一になるなら胸は大きい方が良い、みたいに言われ続けていたら)コンプレックスを持っていたでしょう。

そんな中で、自分よりもまな板の(男ですが・・・)一に親近感抱くのは致し方ない話。


一に抱く気持ちが何なのか分からない渚が可愛い

女と勘違いし、一に対して複雑な感情を持つようになり、それで悩む渚が見ていて可愛いです。
喧嘩っ早いですが、一番ヒロインをやっている感じがあります。

時代考証(気にしたら負けな点)

一応作品紹介にも描かれていますが、本作品はタイムスリップ作品。
つまり過去に戻っているのです………が、本当に日本なのでしょうか?


一応は「タイムスリップ」と言っています

まず髪の色ですが、あやめはエメラルドグリーンであり、渚は
江梨奈も渚から「パツキン」と呼ばれているので金髪なのでしょう。
………日本人ですよね?
そもそも一からしても薄いエメラルドグリーン(青に近い色)してるので、髪の色は考えるだけ無駄なのかも知れませんが。

髪の色はまぁ漫画的演出・描写なので多少は目を瞑るとしても、服装など。


どうみてもコスプレ衣装

明らかに忍んでない恰好。
オシャレ忍者衣装なのが露骨にエロくて、大変けしからんですね、素晴らしいです。


明らかに現代風の眼鏡

眼鏡も普通にある上に、現代風眼鏡。
過去の日本どころか、現代の日本ですら(コスプレ喫茶などの)極一部地域でしか見られないような恰好ばっかりです。

日本すらも怪しい気がしてきましたが、そんなことは気にしたら負けなのです。
時代考証を考えるだけ時間の無駄なのです。

ただ作中でも紹介でも「タイムスリップ」としか言っていないので、もしかしたら舞台は過去ではなく、未来の日本なのかも知れません。
あるいは、全く別の世界かも?

まとめ

ここでは載せられないシーンやコマが大量にある本作品。
あまり忍んでいない上に謎忍術が多いのですが、時代設定を気にせず、現代風のエロありのくノ一物として見ればとても面白い作品だと思います。

ただ仮に本物のくノ一がいたら「こんなんじゃねーよ!」とキレられるのは間違いないでしょう。

敢えて欠点を挙げるとすれば、物語の始まり方(紅学園に入るまでの流れ)はやや慌ただしく動いた反面、その後の展開はどちらかと言えば遅く感じるところ。

あとは、主人公の一がヒロインよりも可愛く見えてしまうシーンがあるところ、ぐらいでしょうか。
ただ展開は遅いものの、週刊連載であるので発刊速度は早目なので気にならないですし、一もヒロインの一人みたいなもんとして考えれば、こちらもあまり気にならない点ではあります。

色気を重視した本作品。
第3巻以降にも期待しています。


チョロいヒロイン達が可愛い

俺からは以上です。

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