【漫画】桑原太矩先生の『空挺ドラゴンズ』(第1巻)初回特典・感想、確かな画力で描かれる、空の旅をお楽しみ下さい

桑原太矩先生の『空挺ドラゴンズ』(第1巻)の感想です。

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桑原太矩
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初回特典

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特製イラストカードでした(とらのあな購入特典)

作品紹介

龍を追って、世界の空を往く捕龍船『クィン・ザザ号』。
大物を捕まえれば一獲千金、獲りたての肉も食べ放題。
でも、失敗したらもちろんお陀仏。

空と龍に魅せられた乗組員たちの大冒険の旅&世界グルメ紀行!

Amazonより引用

 

同氏の前作は『とっかぶ』(全4巻)、これは学園を舞台にした作品であったため、かなり前作とは趣向を変えてきています。今作は異世界グルメという流行のジャンルに挑戦した作品です。

感想

「面白そう」と思わせる世界観(気に入った点)

大胆に描かれた、幻想的な世界観がかなり良い感じです。

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幻想的な空挺

龍を追い掛け、根無し草のように旅を続ける一行。

合間合間に船での集団生活が垣間見え、冒険のワクワク感が伝わって来ます。

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この世界における龍を、現実世界の生き物に置き換えたイメージとしては、一昔前の鯨みたいな存在でしょうか?

一応メインキャラはいますが、基本的には作者としては、船員全員に万遍なく出番を持たせようとしているよう感じます。群像劇に近いかもしれません。

船員の数は総勢で20名ほどと、そこまで多いわけでも無い為、捕龍船『クィン・ザザ号』が主人公、と言ったところ。

まだまだ語られてないない部分も多くあり、これから旅を続けていく中で、どこまで話が掘り下げられてゆくのでしょうか。

異色なグルメ漫画(気に入った点)

本作の龍ですが、「売り物」と言うよりも「食い物」としての扱いに重きを寄せているというところが大きな特徴です。

そしてメインキャラであるミカは龍が大好物。

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龍を狩ることに命を賭けているミカ

ミカが「うまそうな匂い」と言った龍はこちら

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匂いはうまそうなのかな?

ピンポンパールという種類の金魚に、見た目的には結構似ている気がするので、食えそうな気はしなくはない………ですがうまそうと感じるには、なかなか経験値が必要そう。

そして狩った龍ですが、そのまま生肉で食べる場合もありますが、基本的には調理して食べます。

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ここまで調理されると、美味そうには見える

まとめ

デビューした時の作風を大きく変えてきた本作。
画力はもともと高かったのですが、見ているだけでワクワクさせてくれる描写は流石、といったところ。

地下グルメといえば『ダンジョン飯』、そして空のグルメといえば『空挺ドラゴンズ』とまでになる事を期待したい所。

とはいえ、私としてはあまり「グルメを描く」という点に拘り過ぎずに、厳しく、そして自由な船員たちの旅を描いて欲しいと思います。

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この龍、ミカ的には味が今ひとつのようでした

B子
えっ、誰も触れてないけど、衣装とかどう見てもナ○シカじゃない!?

C子
リ、リスペクトですよ、誰も『ナ○シカ飯』なんて思ってません……!

A子
C子ちゃんが一番ひどいこと言ってる……

 

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