【漫画】中川ホメオパシー先生『なかよし番外地』(全1巻)初回特典・感想~強面二人組が織りなす、なかよし物語~

中川ホメオパシー先生の『なかよし番外地』(全1巻)の感想です。
中川ホメオパシー先生にはこの作品以外にも『干支天使チアラット』や『バトル少年カズヤ』などがあります。

なかよし番外地 (ビームコミックス)
中川ホメオパシー
KADOKAWA (2018-06-11)

初回特典


4Pリーフレットでした(とらのあな購入特典)

作品紹介

愛でもない、恋でもない。これは……なかよし。

SNSで話題のBL(?)漫画、待望のコミックス化!
スカーフェイスがキュートな兄貴と、パンチパーマがイケてる辰はいつでもどこでも、とにかくなかよし。
そんな2人の毎日を、著者デビュー前に執筆された初期作品から描き下ろしの最新作まで……
ぜーんぶ詰めこんだ完全版でお届けします!

Amazonより引用


怖すぎる二人(左が「あにき」で右が「辰」です)

どう見てもヤから始まる名前のお仕事をされているようにしか見えない「兄貴」と「辰」の二人。
この二人の仲良しな毎日が描かれています。

感想

なかよし!な毎日

とにかく、どこに行くにも、何をするのも二人は一緒。
たまに辰が兄貴の言動に嫉妬すること(辰の知らない名前を兄貴が言うなど))はあるものの、兄貴は兄貴で辰が一番大事。


心に響く台詞や言葉

この作品のキモは、強面な二人のラブラブというギャップに楽しみつつも、二人が本当に心の中でつながっていると感じさせてくれるところにあると思います。
二人は派手な顔なのに、送る毎日は静かで何気ないものばかり。
ギャグのテイストは強く、インパクト抜群ではありますが、根底にある二人の信頼感や仲良し感はヒシヒシと感じさせてくれます。


浜辺で意味深に寄り添う二人

全く二人の背景が描かれてはいませんが、後ろ指を指されるようなことをした過去を持つ二人が行きついた、極地なのかもしれません。
しかし二人の背景が描かれてないからこそ、生きることの怖さや、何気ない日常の大切を教えてくれるような気がします。
強面同士でハグしたり、ほっぺにキスしたりするシーンはなかななかに衝撃的ではあります。
しかしなぜでしょう、気持ち悪さを感じないのは。

季節感

作中では1月から始まって12月で終わります(最後には若干絵柄の違う「思い出のアルバム」が入ってます)。
季節を感じさせるネタで、兄貴と辰の二人の仲良しっぷりを見せつけてきます。


これは5月の時の扉絵

節分をしたり、紅葉を見たり、スキーに行ったり。
どこに行くにも二人は一緒。


本当に幸せな二人

結びに

この二人を「仲良し」と言い表すのは、非常に上手いと思いました。
好きだと言い合ってみたり、ほっぺにキスとか、辰のお尻を兄貴がガン見したりするんですが、BL、というかホモというのか、言葉にしづらいのですが、そういうのとはなぜか違うんですよね。
だから「仲良し」。
まさにこの作品を一言で言い表せているように感じます。
そう、これは一見カタギに見えない男同士のなかよし物語………。
残念ながらナンバリングされておらず、全1巻のようではありますが、辰と兄貴の二人の物語は、これからも続いていくことでしょう。


兄貴と辰、二人の絆は永遠なのだ

俺からは以上です。

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