【漫画】のの原兎太先生原作、溝口ぐる先生作画、ox先生キャラクターデザイン『生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい』(第1巻)感想~ぼっちな世界で生きていく少女~

のの原兎太先生原作、溝口ぐる先生作画、ox先生キャラクターデザインの『生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい』(第1巻)の感想です。
原作は小説で、現在第4巻まで発売しています。

生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい 01 (B's-LOG COMICS)
KADOKAWA / エンターブレイン (2018-09-01)

作品紹介

錬金術師の少女・マリエラが目覚めたのは、なんと200年後の世界だった。

エンダルジア王国は『魔の森』のスタンピードによって滅亡した。
錬金術師の少女・マリエラは『仮死の魔法陣』の力で難を逃れたものの、ちょっとした「うっかり」で眠り続けてしまい、目覚めたのはなんと200年後。
――そこは錬金術師が死に絶え、ポーションが高級品と化した別世界だった。
迷宮都市で唯一の錬金術師になってしまった少女・マリエラの願いは、のんびり楽しく街で静かに暮らすこと。
「200年後の世界で、私は自分らしく生きていく。」
錬金術師マリエラのほのぼのスローライフ・ファンタジー開幕!

Amazonより引用

仮死状態で難を逃れた主人公で錬金術師であるマリエラが、200年後に目覚めたことから物語が始まります。


仮死状態から目覚めた錬金術師の少女、マリエラ

感想

アクティブな主人公

この作品の最大の魅力は、主人公のマリエラの逞しさかな、と思います。

自分の持っている錬金術という武器を最大限に活用しながら、200年後の世界を生きていく。
希少性が高くなってしまった錬金術(特にポーション作り)が強味としてだけではなく、弱味としてもうまく組み込まれているのが面白いですね。


希少性の高くなった世界でポーションを売り生計を立てようとするマリエラ

チートな能力を持っているとは言え、マリエラ本人は普通のか弱い少女。
それでも彼女の言動から、知り合いもいない世界でなんとかして生き残っていこう、という強い意志が感じられます。


生きる為に交渉もする

ちょっと設定が分かりにくいかな

原作の小説版は未読なのですが、漫画版に関してはちょっと設定が分かりづらいかなって思うとことがありました。
200年後に目覚めたマリエラ自身は、日常を過ごしていて社会のあり方に対して違和感を持つことが多いようですが、読者には伝わりにくいかと。

作品では200年前の世界がほぼ描かれていないので、現在の世界との倫理観、特に奴隷についての扱いも昔と今じゃどれだけ変わっているのかもよくわからず。
この作品で特に重要な意味を持つポーションの価値、そして金銭感覚もマリエラの驚き方でなんとなくわかる、という感じ。

大きな世界観や設定も多分にありそうなのですが、その辺りは雰囲気で理解するしかないようです。
とは言え、基本的にはマリエラがどう生きていくかに重きを置いているので、普通に読む範囲では、そこまで問題になることはないでしょうが。

結びに

取りあえず主人公のマリエラが可愛い。


年相応な反応も可愛いですね

それに付随してというべきか、原作の雰囲気が全く分からないのですが、マリエラの周りはイケメンばっかりな印象ですね。
お調子者なイケメンに食えないイケメン、そして寡黙なイケメン等々。


イケメン同士のケンカも、目の保養といえば保養

もしかしてこの作品って女性向けでしょうか?
まぁ男でも問題なく読める作品だとは思いますが、とにかくイケメンが多いです。

マリエラの今後に活躍に期待して。


知り合いのいない世界で生きる

俺からは以上です。

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