【完全網羅】将棋漫画ランキング!将棋マンガ全43作品を全て紹介!(12月28日追記)

棋力は低いですが将棋部に所属していたこともある、オッサン趣味全開の私が偏見と独断で判断するランキング「将棋編」です。

Wikipediaでは将棋漫画を23作品扱っていますが、この記事では43作品と、圧倒的な数になりました。おそらく全部網羅しているのではないでしょうか。

※漏れがありましたら順次追加してゆきます。

※2017年からは五十音順で別の記事に掲載することにしました。現在56作品以上と増強していますので、こちらも併せてご覧ください。

【完全網羅】将棋漫画一覧完全版!真剣将棋マンガから萌え・四コマ・ギャグ・グルメ系まで全56作品を掲載中!【五十音順】

Contents

ランキングルール

  • 私が読み、記憶している作品であること(41作品中27作品)
  • 将棋が題材であること
  • 単行本が1巻以上発刊されていること

以上の3点です。

なお、読んだけれど覚えていない作品や、読んだことのない作品もランキング後に紹介しております。
大長編となりますが、しばらくお付き合いのほどよろしくお願いします。

第27位~第26位

第27位:コマコマ(全3巻)

コマコマ 1 (少年マガジンコミックス)
米林 昇輝
講談社
売り上げランキング: 235,792

学校の問題児が名人を目指す将棋漫画です。
話の流れはよくある少年漫画の展開を踏んでいるので、発売された当時でも特に目新しさは感じられませんでした。
打ち切りだったのか、最後は唐突に迎えた感じでした。

第26位:365歩のユウキ(全4巻)

「鉄鍋のジャン!」で有名な作者の将棋漫画です。………将棋漫画?
登場人物の暴走も甚だしく、どう見ても将棋をしているようには見えません。
対局相手が暴力的なキャラはまだわかるのですが、大人しいはずの主人公すらもスーパーサイヤ人のようになるのはちょっと………。
ゴリラとの対局はとてつもなく印象に残ります(※将棋漫画として、ではありませんが)。

第25位~第21位

第25位:父ちゃんの王将(全1巻)

父ちゃんの王将 1 (イブニングKC)
水島 新司
講談社
売り上げランキング: 187,647

水島新司先生自身、将棋は詳しいようで、メインである野球漫画の中にも小道具としての将棋や棋士が登場したりします。
そんな水島新司先生の将棋漫画ですが、どこかで見たことあるような顔ばかりで、突然野球でも始めそうな雰囲気が凄くあります。
将棋の度合いは程ほどですが、ヒューマンドラマとしては結構面白く描かれています。
1巻とナンバリングされていますが、1巻で完結しています。

第24位:マサルの一手!(全3巻)

マサルの一手! コミックセット[マーケットプレイスセット]
村川 和宏
小学館
売り上げランキング: 207,117

「歩武の駒」の作者の作品です。絵がかなり変わっているように感じました。
森内俊之氏という現在においても現役最強クラスの棋士が監修を行っていますが、内容は完全に将棋初心者向けの漫画となっています。
てんとう虫コミックスということもあり購入する年齢層も低めと考えているのか、子ども向けでもあります。
だからなのか、勝負などの描写に関しても結構柔らかく表現されています。

第23位:PRICE 女流棋士飛翔伝(1巻)

PRICE 女流棋士飛翔伝 1 (バンブーコミックス)
前鳥 八代 maa坊
竹書房 (2015-03-14)
売り上げランキング: 114,791

「よん駒!」の原作者でもあるmaa坊先生の作品。
戦形の名前などは出ますが局面図すらも殆ど出てきませんし、「将棋風漫画」と言ったところです。
表紙に出てる眼鏡の女性ですが、作中では裏表紙に描かれている女性が主人公みたいなポジションにいます。
棋界は男性社会で実力的にも劣る女性は冷遇されている、だから男性に打ち勝つことで自分の価値<プライス>を証明する、という漫画。
リアルなのかも知れませんが、内容はひたすら女流棋士をディスりまくってるので、正直な所ではかなり苦手な漫画です。
帯には女流棋士が3名コメント(当然批判的な内容ではないです)されていますが………あまり好きにはなれない作品かなぁ。

第22位:駒が舞う(全5巻)

駒が舞う(1) 暴れ駒の章 (COMIC MATE)
大島やすいち
若木書房

色々なジャンルの漫画を手掛けている大島やすいち先生が作者で、先生の初めての連載作品だったようです。
昭和の漫画のノリが強いからか、読んでいていまいち「将棋漫画」って感じがしません。駒を人に向かって投げないほうが良いと思います。「坊っちゃん」じゃないんだから!笑
ちなみに大島家は、有名な漫画家一家(大島やすいち先生が夫で、妻が川島れいこ先生、長女が大島永遠先生で、次女が三島弥生先生)です。

第21位:BLOOD~真剣師将人~全2巻)

BLOOD~真剣師将人~ 1 (ヤングキングコミックス)
落合 裕介
少年画報社 (2011-11-28)
売り上げランキング: 164,802

真剣師の話ですが、印象としては将棋風ヤンキー漫画でした。
しかし画力は高く、話の展開もテンポよく進むこと、そして将棋の難解なシーンが少ないのは受け皿が大きいとも言えると思います。
どうしても暴力漫画の作者の印象が拭えず(賭け将棋なんで問題ないと言えばないのですが)、そこは少し損してるかなぁ。
打ち切りにしか見えないラストが物悲しかったです。

第20位~第16位

第20位:将棋の子(全3巻)

将棋の子 1 (ヤングチャンピオンコミックス)
大崎 善生
秋田書店
売り上げランキング: 123,999

大崎善生著の同じタイトルである小説のコミカライズであり、プロ棋士の登竜門である奨励会を描いた作品です。
リアルな話であり、そして絵もリアルであるので、重苦しいシーンや葛藤のシーンなどはなかなか真に迫るものがあります。
ただ実名の棋士が登場してるのですが、どうにも人物の描写の仕方に依怙贔屓を感じる部分があります。

第19位:月下の棋士(全32巻)

月下の棋士(1) (ビッグコミックス)
小学館 (2012-09-25)
売り上げランキング: 77,040

将棋漫画の代表格、と言っても過言ではないほどの知名度のある作品です。登場人物の目が超怖いです。
とは言ってもすでに完結から結構月日が経っているので、知らない方も多いかも知れません。
吐血や失禁はともかく、対局中の死亡やありえない状況での勝利など、およそ現実的とは言い難い漫画であります。
対局自体は本物の棋譜を元にしているらしいですが、個人的にはあまり将棋漫画として扱いたくない作品ではあります。
ただ将棋以外では嫌いではありませんので、悩ましいところではあります。
終わる直前ぐらいにテレビドラマ化もされたりしました。

第18位:歩武の駒(全5巻)

歩武(あゆむ)の駒(1) (少年サンデーコミックス)
小学館 (2015-09-18)
売り上げランキング: 117,889

当時ジャンプで大ヒットした囲碁漫画である「ヒカルの碁」で、それに対抗するようにサンデーが出した将棋漫画がこの作品です。
編集の思惑や話の真意の程はともかく、スピリチュアルな感じのヒカルの碁とは違い今作の内容にはファンタジー要素は皆無です。
序盤辺りからやや迷走しているような雰囲気があり、最後も無理矢理詰め込んだ印象が拭えないのが残念です。

第17位:JOKER(全3巻)

JOKER : 1 (ジュールコミックス)
双葉社 (2013-04-30)
売り上げランキング: 89,532

女流棋士の一花<いちか>は衝撃的なプロデビューを果たすも、とある出来事をきっかけに将棋に対する意欲を失っていた。
そんな中、婚活のお見合いパーティーで知り合った男性に小学生の男児を押し付けられる、という将棋漫画。
表紙の雰囲気とあらすじから、恋愛描写の比重にひどく偏ってると思いましたが、意外や意外。
将棋の描写もあっさりしてるので割と読みやすいです。
ただまぁ本格的な将棋漫画か、と言われると疑問符なのは正直なところご愛嬌ですね。
あと最終巻、というかラストがひどすぎるのは、ちょっといただけませんね。

第16位:王狩 (イブニングKC) (3巻※第一部完で以後発刊なし)

王狩(1) (イブニングKC)

王狩(1) (イブニングKC)

posted with amazlet at 15.09.13
青木 幸子
講談社 (2010-10-22)
売り上げランキング: 133,038

ずば抜けた記憶力を持つ久世杏<くぜ あん>が主人公の将棋漫画です。
でもあんまりこの卓越した記憶力は、作中では活かされていないような?
第一部完となっていますが、最新刊である第3巻発売から約4年が経過しています。
しかし今のところ全く動きがない様子です。
ちなみに作者である青木幸子さんは、連載している当時は殆ど将棋が指せなかったとのこと(今でもかは不明)。
あと作者のブログですが、2009年1月からほぼ毎日更新されています。

第15位~第11位

第15位:覚の駒(全5巻)

覚の駒 1 (少年サンデーコミックス)
内富 拓地
小学館 (2014-02-18)
売り上げランキング: 188,162

帯で藤田和日郎先生がこの作品の発想に関して嫉妬してましたが、作者は藤田和日郎先生の元アシスタントのようです。
確かに歴史上の人物と将棋を通じて思いを通わせるという発想は良いと思うのですが、どうにも全体的にちくはぐな印象を受けます。
全員が将棋を指せる、というのはまあいいにしても、話の持って行き方が強引さを感じる部分が多かったです。
将棋に関しては全体的な局面図すらもほぼなく、たまに戦形などの名称が出てくる程度でかなり薄味です。
ただ個人的には裸甲冑というフェチ魂を揺すぶってくれた話があったので、そこは高評価です(※絵柄は藤田和日郎テイスト全開ですが………)。
調べて出てきた藤田和日郎先生と内富拓地先生のTwitterでのやり取りが、非常に心温まります。

第14位:ひらけ駒!(8巻※2013年頃から休載中?)

ひらけ駒!(1) (モーニング KC)
南 Q太
講談社 (2011-03-23)
売り上げランキング: 70,578

将棋漫画では既に高い棋力を誇っている主人公というのが多い中で、将棋に熱中する子どもが主人公という珍しい将棋漫画。
親子のやり取りを中心としたゆったりした流れで展開されていますが、時折熱い描写があるのがいい感じです。
ただ途中でよくわからない展開になったのと、現在は何らかの事情で休載(事実上の打ち切り?)中であるのが残念です。

第13位:ナイトぼっち 講談社(全3巻)

ナイトぼっち(1) (講談社コミックス)
枩岡 啓資
講談社 (2014-08-08)
売り上げランキング: 55,508

設定は悪くなかったのですが、展開というのか話の持って行き方がやや強引な印象を受けました。
漫画的な表現(言い方)とは理解してはいるんですが………主人公の桂馬一人って「ぼっち」なんでしょうか?
いや確かに本当に「ぼっち」を描写したら漫画にならないんですけど、教室に入れないって設定の割には結構簡単に入れませんでしたか?
将棋漫画というよりは将棋風青春漫画という感じです。
ただ将棋の中身については、はっきり言って棋士の方に監修をつけた貰った方が良かったかと思います。
画力と言うのか、目力が非常に強い絵なので大変好みです。

第12位:よん駒!(全1巻※デジタル版もあり)

よん駒! (ヤングガンガンコミックス)
みやびあきの×maa坊
スクウェア・エニックス (2014-05-24)
売り上げランキング: 149,322

「PRICE 女流棋士飛翔伝」の原作者でもあるmaa坊先生の作品。
こちらは完全にゆるゆるな漫画となっています。
主人公は普通の男の子ですが、他の部員がギャル・腐女子・忍者・人見知りで顧問が元ヤン。
駒の動かし方なんかの説明がありますので、どちらかと言えば初心者向け将棋漫画ではあります。
ナンバリングされておらず、1巻で完結でした。
こちらは将棋要素薄めでしたが結構好きでしたので、できれば続いてほしかったなぁと思います。

第11位:ナリキン!(全8巻)

ナリキン! 1 (少年チャンピオン・コミックス)
秋田書店 (2013-11-29)
売り上げランキング: 97,859

将棋風サッカー漫画です。凄い組み合わせです。常人には理解できません。
しかし将棋とサッカーは戦略としては非常に似ているとのこと。
何でもサッカーのポジションやフォーメーションが将棋の駒や戦法に例えられるらしい。
私はサッカーのことに関してはルールぐらいしか知らないので、今作の内容が恐らく半分も理解できていません。
調べてみると今では「将棋サッカー」なるものが存在しています。本当に共通点があるならこの作者は先見の明があったのかも知れません。
嫌われ者でちょっと気持ちの悪い棋士である主人公が、段々とチームスポーツであるサッカーにはまっていく姿は非常に面白かったのです。
チャンピオンらしい、作品でした。

第10位~第6位

第10位:聖(全9巻)

聖―天才・羽生が恐れた男 (1) (ビッグコミックス)
山本 おさむ 森 信雄
小学館
売り上げランキング: 130,355

村山聖という名の、29歳で夭逝した棋士を題材にした漫画です。
事実に基づいたフィクションというスタンスであるので、脚色が加わっているようですが非現実的な描写はなかったです。
サブタイトルにもある羽生善治との対局にかなりの比重を占めているので、そこをどう評価するかにかかるかと思います。
同じく大崎善生著の「聖の青春」という伝記がありますが、特に原作とコミカライズという関係ではないようです。
小説の方は、どちらかと言えば普段の生活から見た「村山聖」と言った印象です。

第9位:ハチワンダイバー(全35巻)

ハチワンダイバー 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
集英社 (2012-08-24)
売り上げランキング: 45,532

柴田ヨサクル先生の作品で、今現在でも将棋漫画と言えば今作の名前が挙がる筆頭候補かと思います。
先生ご自身、将棋は強いようで、その棋力と作者の持ち味である勢いを掛け合わせた作品となっています。
普通に対局していれば起こらないはずの、流血や格闘などが頻繁に起こります。
81マスをいかに深く潜れるか、という意味のタイトルがなかなか良く、非常にセンスがあると思いました。
それだけに、流血などのない真面目な将棋漫画を描いていれば………と思うのは作者の持ち味を殺すことになるのでしょうか?

第8位:ザンガード(全1巻)

ザンガード (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
集英社 (2014-08-20)
売り上げランキング: 93,525

ハチワンダイバーのスピンオフ作品です。
柴田ヨサクル先生、本編の方の展開で悩んでたんだろうか?と思ってしまうほどの出来です。
ヨサクル節全開の作品であり、ある意味でハチワンダイバーの展開をリセットしてくれます。
スピード感が半端ないです。

第7位:3月のライオン(10巻)

3月のライオン 1 (ジェッツコミックス)
白泉社 (2013-12-13)
売り上げランキング: 1,332

羽海野チカ先生の作品で、プロ棋士である17歳の桐山零が主人公の将棋漫画です。この作品も、将棋漫画と言えば名前が挙がる筆頭候補かと思います。
家族を亡くした桐山と、同じく家族を亡くしている川本家の交流を基本軸として描かれています。
この設定のせいか、前作の「ハチミツとクローバー」よりもコメディは入っているのに、どちらかと言えば哀しい感じのする作品です。
面白いのは面白いのですがこのように結構重い設定とかが出てくるので、個人的には軽く読める漫画ではないですね。
将棋漫画と言えば将棋漫画なんですが、何か別のジャンル(例えばヒューマンドラマみたいな)な印象を持ちます。
もうすぐ最新刊である11巻が発売されます。

第6位:開化将棋異聞 ヤンケの香介(kindle版で全8巻)

明治時代の真剣師を描いた作品です。
東京で相撲部屋の弟子入りを断られた主人公の駒田香介が真剣師となり、各地で将棋を指すという内容です。
明治の人情味溢れる雰囲気の中、駒田香介の成長を独特の絵柄で描かれています。
まんま昭和の漫画といった感じであり、作中の町の景色なども合わさり、なんだか懐かしい気持ちになります。

第5位~第1位

第5位:駒ひびき(全3巻)

駒ひびき(1) 【電子特別版】<駒ひびき/> (ドラゴンコミックスエイジ)
KADOKAWA / 富士見書房 (2014-06-09)
売り上げランキング: 24,033

さがら総先生・むらさきゆきや先生が原作、水鳥なや先生が作画を担当されています。
さがら総先生はアニメ化もされたラノベの「変態王子と笑わない猫。」を、むらさきゆきや先生は艦これ「瑞の海、鳳の空」を出されています。
個人的には凄く意外な組み合わせです。
水鳥なや先生は今風の萌え絵を描かれますが、内容は結構真面目に将棋をしているような、していないような。
巻末にある、「けいおん!に出会ってから人生が変わった」高橋道雄九段による棋譜解説がさすがに良かったです。
高橋先生………私が学生の時は硬派な棋士だと思ってましたが、人って変わるんですね(外見で判断していただけかも知れませんが)。

第4位:しおんの王(全8巻)

しおんの王(1)

しおんの王(1)

posted with amazlet at 15.09.13
講談社 (2012-11-19)

アニメ化もされた将棋サスペンス漫画で、将棋漫画と言えば今作の名前が挙がる筆頭候補かと思います。
目の前で両親を惨殺され、そのショックでその時の記憶と喋ることが出来なくなった少女の話。
将棋も人間の心理描写なども頑張っていましたが、ちょっとどっちつかずな感じでした。
オチが弱い、というよりも予想通りだったのですが、数ある将棋漫画の中では比較的上手くコンパクトにまとめたと思います。
アニメの方は幼い感じがします。またゲームも同じキャラデザで出てます。
個人的にはサスペンスというよりはミステリーって感じがしました。

第3位:アップ・セット・ボーイズ: 明日葉高校将棋物語(上下巻)

アップ・セット・ボーイズ(上): 明日葉高校将棋物語 (ちくま文庫 や 45-1)
柳葉 あきら
筑摩書房
売り上げランキング: 243,880

1997年から2000年の間に、週刊将棋という雑誌に連載されていた漫画で、なぜか2014年に突如単行本化されました。
今からすれば若干古めの絵柄になりますが、無茶苦茶熱いです。上下巻で800ページの厚さで熱い高校将棋が繰り広げられます。
熱くて厚くて暑い、三拍子そろった(?)作品です。学生将棋を経験した人が読めば、こみあげてくるものがあるのではないでしょうか。
将棋雑誌に掲載されていただけあって将棋一色の漫画でありながら、学生らしい青春の一コマといった描写もあります。
かつて学生だった人にも、現在学生の人にもおススメの漫画です。
※明日葉は<アシタバ>と読み、毟っても明日には葉が出てくる生命力の強い、食べられる草だそうです(あとがきより)

第2位:5五の龍(文庫版は全5巻、愛蔵版が上下巻)

5五の龍 [文庫版:コミックセット]

つのだ じろう

売り上げランキング: 283,041

つのだじろう先生の本格的な将棋漫画で、これぞ将棋漫画、と呼ぶに相応しい出来だと思います。
今以上に一般人から遠い存在であったであろう奨励会を描いている作品です。
将棋の内容については本気で将棋をやっている人ならついていけるレベルかと思います。ちょくちょく次の一手問題が出てきます。
昭和期の漫画であるので絵や雰囲気は古臭いですが、話にメリハリがあり今でも十分面白く読める作品です。
ちなみに原本は全10巻なので、これを2冊にまとめたとなると相当な厚さなんじゃないでしょうか(※1冊で1000ページ近くあるようです)。

第1位:盤上の詰みと罰(全2巻予定)

盤上の詰みと罰 : 1 (アクションコミックス)
双葉社 (2015-01-30)
売り上げランキング: 11,198

ある対局をきっかけに、1か月ごとに記憶が17歳まで戻ってしまうようになった、元女流六冠の霧島都が主人公の将棋漫画。
積み上げてきたものが1か月ごとに消される、つまり棋士としてはこれ以上の成長は見込めない。
だからこれからは大好きな将棋の為に、自分がこうなったきっかけを作った対局者を各地で将棋をしながら探して生きよう。

色々と欲張った設定を盛り込んできていますが、非常に上手く漫画という媒体に落とし込んでいます。
帯に「心揺さぶる本格青春将棋ストーリー!!」とありますが、本当にその通りの1巻でした。
今後に期待………と思っていた矢先に掲載誌である「コミックハイ!」の休刊が決定
今作は他紙への移籍ではなく大幅に加筆修正を行い、2巻で完結させるという選択をしたようです。
非常に残念ですが、2巻が発売された際には記事にしたいと思います。

→感想記事を書きました。こちらをどうぞ。

読んだ(はず)けど、内容をほぼ覚えていない作品

見出しの通りで、「読んだはずなのに、内容がほぼ思い出せない」将棋漫画です。
タイトルや表紙には見覚えあるんですが………。
ちなみにこれからは下に行くほど忘却度が高い作品となっています。

風の棋士ショウ(全1巻)

武村勇治先生の将棋漫画で、監修は現役棋士である森内俊之氏。
てんとう虫コミックスと言うこともあり心者向けでしたが、棋譜とかは結構本格的だったような記憶があります。
武村勇治先生、絵柄が激変しましたね。

うちゅうの王(全1巻)

うちゅうの王 (てんとう虫コミックススペシャル)
佐々木 健
小学館
売り上げランキング: 219,044

佐々木健先生の将棋漫画で、監修は現役棋士である森内俊之氏。
表紙を見る限り、恐らく部室で読んだ記憶があります。
てんとう虫コミックスな上にギャグ多めで、こちらも上記の作品と同じように初心者向けだったかと思います。

まんが 羽生善治物語(全1巻)

まんが 羽生善治物語

まんが 羽生善治物語

posted with amazlet at 15.09.13
高橋 美幸 まきの まさる
くもん出版
売り上げランキング: 95,514

未だに現役最強の呼び名の高い羽生善治氏の話(だったかと思います)です。
そのまんまですね。
表紙に見覚えがあるので読んだとは思うのですが………なんか変な設定というのか台詞があったような………?

ふたりっ子(全4巻)

ふたりっ子 (1) (Jour comics)

ふたりっ子 (1) (Jour comics)

posted with amazlet at 15.09.13
大石 静 みすみ さこ
双葉社
売り上げランキング: 311,665

大ヒットしたNHK連続テレビ小説のコミカライズ作品です。
読んだはずですが、思い出そうとしてもあの双子の姉妹の顔ばかり出てきて殆ど記憶に残ってません。
原作のドラマに非常に忠実だったような気がします。
放送当時は麗子が好きじゃなかったんですが、今見返したら評価って変わるんでしょうかね。

投了すっか! ―将棋奨励会物語(全3巻)

投了すっか! 第1巻―将棋奨励会物語 (マンサンコミックス)
来賀 友志
実業之日本社
売り上げランキング: 276,516

表紙は完璧に記憶にあるんですが、内容が全く思い出せません。
来賀友志先生と神田たけ志先生の作品です。

指して刺す(全1巻)

指して刺す (バンブー・コミックス)
来賀 友志 神田 たけ志
竹書房
売り上げランキング: 47,258

上記の作品と同じ来賀友志先生と神田たけ志先生の作品で、ごっちゃにしてる可能性も否定できません。
しかし全くの同時期に同じような作品を同じ二人組で出版するとは………。

急戦法まことスペシャル(全1巻)

急戦法まことスペシャル (ヤングジャンプコミックス)
小杉 あや 青木 光恵
集英社
売り上げランキング: 270,285

表紙すらも記憶にない作品。
しかし部員が「部室にあった、絶対にあった」と言っていたので私も読んでいた………かも知れません。
将棋漫画じゃなかったらごめんなさい。

番外編(その他の将棋漫画)

上記以外での、私が確認できた将棋を題材にした漫画です。

燃えろ!一歩(全6巻)

燃えろ!一歩 1 (少年チャンピオンコミックス)
堂上まさ志
秋田書店
売り上げランキング: 293,969

少年チャンピオンで1980年代半ばに連載されていた作品のようです。
昭和の少年漫画、と言った感じのする懐かしい表紙ですね。
そこまで古い作品ではないのですが。

少年☆周波数 王様の棋譜(kindle版で全6巻)

少女コミックでしょうか?
全く読んだことない作品です。

すっ飛びの桂馬(全6巻)

すっ飛びの桂馬 1 (ゴラク・コミックス)
向後つぐお
日本文芸社
売り上げランキング: 2,453,772

こちらも1980年代半ばに週刊漫画ゴラクに連載されていた作品のようです。
こちらはまんま昭和の青年漫画と言った表紙です。

実録シリーズ傑作選(第3巻)

実録シリーズ傑作選(3)若き王将 (ジャンプコミックス)
島田 賢司
集英社
売り上げランキング: 265,220

7巻まで出ている実録シリーズ傑作選の第3巻が田丸昇六段(1979年当時)の話だったようです。
サブタイトルは「若き王将」です。
田丸昇九段は「ひらけ駒!」にも出てきます。
タイトルには全く縁のない棋士ですが、風体(というか髪型ですね)が非常に覚えやすい方でもあります。
ジャンプコミックみたいなので、古本屋巡ったら出会えそうではありますね。

くすぶりの龍(全1巻)

くすぶりの龍

くすぶりの龍

posted with amazlet at 15.09.13
馬場 信浩
秋田書店
売り上げランキング: 277,282

中身は全くの不明ですが、表紙とタイトルから将棋は関係しそうな漫画です。
1996年の発売のようです。

殺人の棋譜(全1巻)

殺人の棋譜 (コミックノベルス)
藤堂 りょう
講談社
売り上げランキング: 318,233

コミックノベルスとあるので、厳密には漫画ではないかと思います。
選択肢形式のゲームブックみたいな作品ではないかと思われます(違ってたらごめんなさい)。

まとめ

将棋ランキング、いかがでしたでしょうか?
ランキングと言うよりも、別の何かみたいになった感じも否めませんが、将棋漫画とカテゴライズされる作品はほぼ載せられたかと思います。
ただ少女漫画やこちらの作品のようにBL(と言うんでしょうか?)作品を含めると、もしかしたらまだまだあるのかも知れません。
と言うよりも昭和時代の作品はもっとあるはずだと思います。

(参考)将棋漫画の特徴と追記分

将棋漫画の特徴は、おもに以下の3点が挙げられます。

  • 1996年頃に出版された作品が多い(羽生善治氏の七冠達成)のはわかるが、なぜか最近(2012年ぐらい)からも流行の兆しが見えた(現在は風前の灯火状態ではありますが)
  • 打ち切り的なラストが多い
  • ヒューマンドラマ的な内容が多い

特に、将棋漫画は、打ち切りや中断など漫画としては不遇な最後を迎えるのが多い印象です。
中断はともかくとして、打ち切りに関してはなんとなく想像が付きます。

将棋を漫画にすると、どうしても漫画的な表現に制約がかかってしまいます。
と、いうのは、局面図一つ描写するにしても、盤上は先手側から描写はほぼ絶対であり、9×9マス全てを一コマに落とし込まねばなりません。
局面図は状況の説明としては最適なのですが、多用すると絵面的には非常に地味になります。
棋譜をダラダラ載せても、脳内で再生できる読者は一体どれほどになるのか。
なので、どうしても流血などを伴ったオーバーリアクションか、将棋指し(棋士)に焦点を当てた作品作りをしなくてはいけなくなるようです。

前者であれば「将棋じゃなくていいんじゃね?」と言った感想を持ってしまう読者も多く、人気の低下→テコ入れ→余計将棋らしさが失われる→人気の低下というデフレスパイラルに陥り、あえなく打ち切り。

後者であれば、人間関係や心理描写などが重視されていきますが、その色を強くすればするほど、将棋色が薄れていき、結局「これって将棋漫画って言えるのかなぁ?」という状況になります。
ただ後者の場合であれば、「3月のライオン」(本記事7位)や「しおんの王」(同第4位)といったように、大衆受けする人気作にはなり易いかと思います。

どちらにせよ、漫画ファンとしても将棋好きとしても、もっともっと将棋漫画が出てくることを願ってやみません。
それはそうと、将棋雑誌に掲載されている神保あつし先生やバトルロイヤル風間先生の作品(共に四コマ漫画)は単行本化されないのでしょうか?
結構たまってると思うので、「アップ・セット・ボーイズ」(同第3位)のように出版されませんかね。
※バトルロイヤル風間先生の作品を2作品追記しています

ちなみに、2000年以降の少年誌だと現在ジャンプが唯一掲載したことがないようです。
勝利はともかく、熱血や友情は将棋漫画を描く上で少々不利なのかも知れません。

…と書いた矢先ですが、明日(9月14日)から将棋漫画が始まるらしいです。楽しみですね。

ものの歩(1話)※9月15日追記

作者は池沢春人先生でした。
以前ジャンプで掲載されていた剣道漫画「クロガネ」の作者です。
監修にはハッシーこと橋本崇載八段。
1話という割には結構飛ばしてきたなぁって印象です。
将棋を知ってる人には優しいけど、知らない人にはちょっと優しくない感じです。
ただまだ始まったばかり。
今度どうなるか、楽しみにしておきましょう。

『オレたち将棋ん族』〈エピソード1〉2005-2009※9月16日追記

『オレたち将棋ん族』〈エピソード1〉2005-2009
バトルロイヤル風間
双峰社
売り上げランキング: 7,055

8月に発売された、バトルロイヤル風間先生の作品です。
読み終わったので、感想を。
「週刊将棋」に連載されている四コマらしく、将棋界のネタ満載でした。
元がどういう状態での掲載化はわからないのですが、全ての四コマに描き下ろしもつけているようで、雑誌で読んでいた人にもおすすめかも?
ただ反面、将棋界を全く知らない人が将棋を知りたくて読む、となるとちょっと不向きかも知れません。

天才将棋帝国―バトルロイヤル主義※9月16日追記

天才将棋帝国―バトルロイヤル主義
バトルロイヤル風間
毎日コミュニケーションズ
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こちらもバトルロイヤル風間先生の、20年ぐらい前の作品のようです。
内容は全く不明です。

あとがき

個人的な話ですが、最近になって将棋ウォーズを友達にすすめられてやり始めました。
将棋漫画自体は読んでおり、対局もPC相手には指していましたが、他人と指すのは恐らく5年ぶりぐらいと久々の復帰でした。

この5年で将棋界も大きく変わりました。
特に「女流棋士」と「女性棋士」の違いも、以前の認識と変わっているような気がします。

この件については、別途記事にしたいと思います。
今回紹介した漫画で、このことに関係する漫画もあるようなので。

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