5月24日、愛媛県知事が定例記者会見で、内閣府から「構造改革特区と国家戦略特区の窓口が一体化するので、そこに申請をしたらどうかと言われ、助言と受け止めた」と説明しました。 本件について、まずは二つの特区について整理するとともに、現在の報道合戦の状況を見ていきましょう。 (前提)特区の主旨とは? その前に、特区の主旨についておさらいしておきましょう。 画像出典:おはよう朝日です ”特別区域”を設けて試験的に運用し、成功を収めたものを全国に適用させるという、段階的に規制緩和を行うための、合理的な仕組みです。 構造改革特区特区 小泉政権(2003年~)のときに定められたものです。 特徴 ボトムアップ(自治体が提案し、国が吸い上げて可否を判断) 特区の例 どぶろく特区 先端医療産業特区(神戸市)など 今治市の対応 獣医学部の設立を15回お願いしていたが全て却下 国家戦略特区特区 第二次安倍内閣の時(2012年~)で始まったものです。 特徴 トップダウン(特区担当大臣などが計画し、国家戦略特区諮問会議で決定) 特区の例 ...