【ボクシング】ペドロ・ゲバラvs木村悠 両者のプロフィールと体格・戦績比較、試合の見どころ、試合結果について。【WBCライトフライ級タイトル戦】

2015年11月28日、宮城県・ゼビオアリーナ仙台で、WBC世界ライトフライ級3位の木村悠(帝拳)が、同級王者のペドロ・ゲバラ(メキシコ)に挑戦します。この試合、木村選手は商社マン、ゲバラ選手は弁護士資格を持つという珍しい対決です。

そんな珍しい両者のプロフィールと体格や戦績の比較、試合の見どころ、開催場所や放送日程について紹介します。

木村選手が2-1の判定勝ちでWBC世界ライトフライ級王者を獲得しました!記事には結果と試合概要を追記しました。

プロフィール

挑戦者 木村悠

20151125kimura

1983年11月23日、千葉県生まれ。
中学でボクシングを始め、法政大学1年生の時に全日本選手権ライトフライ級で優勝しています。
大学を卒業してからは帝拳ジムに入門。2006年10月にプロデビューしました。

2008年6月のプロ初黒星をきっかけに、「自分を鍛え直したい」ということで東京都内の電気関係の専門商社に入社。平日は午前9時から午後5時まで法人向けの営業部に勤務しています。

退社後ジムに向かうという厳しい生活ですが、木村選手いわく「苦労した分だけ、試合で勝った時の喜びも大きい」そうです。

対戦相手によって臨機応変にスタイルや距離を変え、パンチを打たれずに勝つボクシングを展開します。

この戦い方は、元日本ライトフライ級王者の本田秀伸さんに似ています。

王者 ペドロ・ゲバラ

20151125gebara
デイリースポーツより

1989年6月7日、メキシコ・シナロア州生まれ。
2008年3月にプロデビュー。

2014年末に行われた八重樫選手とのWBCライトフライ級王座決定戦で、一撃KO。王座を奪取しました。
ライトフライ級とは思えないほどの強さのパンチを持っています。

技術力が優れていて、相手を確実に弱めながら追い詰め、最後はKOを狙うというクレバーなボクシングを展開します。

2015年9月には、8年間の勉強の末に弁護士資格を取得しています。

参考動画

体格差・戦績比較

木村悠 ペドロ・ゲバラ
試合時年齢 32歳 26歳
身長 161cm 163cm
リーチ データなし 172cm
スタイル 右ボクサーファイター 右ボクサーファイター
アマチュア戦績 80戦65勝(8KO)15敗 データなし
プロ戦績 20戦17勝(3KO)2敗1分 28戦26勝(17KO)1敗1分
主なタイトル 日本ライトフライ級王座 WBC世界ライト級シルバー王座
WBC世界ライトフライ級王座

両者とも、右利きのオーソドックスなボクシングスタイルの選手です。
身長はゲバラ選手の方が少し高く、恐らくリーチも長いと思われます。

データを見る限りでは少しゲバラ選手の方が有利に思えます。

試合の見どころ

木村選手は距離を取って相手にパンチを出させないという戦い方が得意な選手です。
距離を取りつつもゲバラ選手に隙が見えれば、スピードのあるパンチを打って、すぐ戻るという戦い方を展開していくでしょう。

一方で、ゲバラ選手は一発を狙わずに堅実な攻めを展開するのが得意な選手です。
木村選手に距離を取られても、粘り強く追いかけることで隙をあぶりだそうとするでしょう。

高度な駆け引き合戦をどちらが制するか、という点が見どころとなりそうです。

開催場所・放送日程

開催場所

宮城県・ゼビオアリーナ仙台

放送日程

11/28(土) WOWOWプライム 18:00~

WOWOWにて生中継されます。
この試合は契約していなくても無料で見ることができます。

※地上波での放送はありません。

試合結果・概要(追記)

前半

第1ラウンドから第4ラウンドまでは木村選手が得意とする距離を取るボクシングでゲバラ選手の攻撃をかわしつつ、カウンターを狙うという展開が繰り広げられました。
ゲバラ選手の軽快なステップや、パンチの連打により少々押され気味の内容でした。

第4ラウンドが終わった時点での判定は39-37、39-37、40-36の3-0でゲバラ選手がリードしていました。

中盤

第5ラウンドからは木村選手が前に出るスタイルに切り替え、ゲバラ選手との距離を詰め始めます。
木村選手はゲバラ選手のパンチをしっかりガードしつつも、隙を狙った鋭いパンチを浴びせました。

第8ラウンドが終わると、76-76、77-75、79-73の判定で前半の劣勢を少し挽回しました。

終盤

両者がお互い前に出てショートパンチの応酬となります。

第10ラウンドで木村選手がカウンターで放った右ストレートがゲバラ選手にヒットし、ダメージを受けたゲバラ選手の足が止まりました。しかし木村選手攻めきれず。

第11ラウンドからは木村選手が積極的に攻めていきますが、ゲバラ選手も再び足を使います。
それでも木村選手はしつこくゲバラ選手との距離を詰めて攻めていきました。

しかし、お互いに決定的な攻撃を相手に打ち込むことはできず、勝負は判定に持ち越されました。

判定

111-117、115-113、115-113の2-1で木村選手が勝利しました。

序盤の劣勢からの逆転勝利です!

まとめ

試合前の段階ではゲバラ選手に分があるかなぁという感じがします。

木村選手のように距離を取るスタイルと言うのは非常に集中力と体力がいります。
ラウンドを重ねても、集中力を切らさずゲバラ選手のパンチを封じることができるかどうか。
それが勝負の行方を大きく左右しそうです。

(追記)

木村選手、第5ラウンドからは相手のパンチを見切ったのか、スタイルを変えました。
ゲバラ選手の強打をうまくガードし、一歩も下がらず果敢に攻め、ポイントポイントでパンチを当てられたことが逆転勝ちにつながったようですね。
見事でした!

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