【ネスカフェ】バリスタiを分解してみた。美味しさの秘密はこのシンプルな機構に有り!

2016年12月にネスカフェのコーヒーマシン「バリスタi」を導入しました。バリスタiはスマホと連携することによって、アプリ上から手軽にコーヒーの濃さや量を変えられるのが特徴です。

朝の眠たい時は濃い目のエスプレッソ、食後は少し薄めのアメリカンコーヒーといった風に、気分や状況に合わせて変化をつけられるので、コーヒーをより深く楽しむことができるようになりました。

関連記事:【ネスカフェ】バリスタiを導入したのでスペックを徹底検証してみます。無限のカスタマイズ性能が魅力

そんな「バリスタi」ですが、どうやってコーヒーを淹れているのか、どのようにしてコーヒーの濃さを変えているのか、これらについて疑問に思いましたので、前回同様、分解してその中身を確認することにしました。

ご興味がある方は、ぜひご覧になってください。

※保証を受けられなくなる可能性がありますので、分解は自己責任にてお願いします。

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分解手順

まず、フロントカバーを取り外し、そして上面のカバーを取り外してからサイドカバーを外す作業に取り掛かります。

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サイドカバーは爪で固定されているのですが、以前のモデルよりかなり強く留められており、外すのに苦労しました。

勢いに任せて外すと、爪が割れてしまう恐れがあるので、内装はがしのようなツールを使って、少しずつ隙間を広げながら作業するといいでしょう。

分解写真

それでは内部がどのような構造になっているのか見ていきましょう。

上面

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まずは上面から。これはコーヒー粉タンクを取り外せば見える箇所です。タンク内の粉は矢印で示した穴から内部に送られ、お湯と混ぜられます。

正面左側

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正面左側にはファンが設置されています。

ここから粉タンクに風を送り、抽出部で発生した蒸気が粉タンクに侵入するのを防いでいるようです。
タンク内の粉が常に乾燥した状態であるのは、このファンのお陰でしょう。

ファンが動作の様子

ファンが動作する様子を動画で撮影してみました。

ファンはお湯が出ると同時に回り、コーヒーの抽出が終わった後も約2分ほど回り続けます。(電源をオフにすると停止します)

内部に残った蒸気が粉タンクに逆流し、粉が湿るのを防ぐためにも、コーヒーを抽出した後は、手動で電源をオフにしないようにしましょう。

※電源は5分間無操作状態が続くと自動的に切れます。

正面右側

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正面右側には基板がセットされています。基盤を確認してみます。

基板写真

表面

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「TAMA2 BLE」というのはコードネームでしょうか。
BLEはおそらく、Bluetooth Low Energyの略でしょう。

バリスタiの全機能は、このボード1枚で制御されているようです。

※万一配線を外す際は、ケーブルの刺さっていた場所をしっかりと覚えておいてください。接続を間違えると破損する可能性かあります。この写真も参考にしてください。

裏面

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特に目立った部品はありません。

前のモデルにはなかったBluetoothの電波はここから発せられているはずなのですが、どの部品がその役割を担っているかはわかりませんでした。

その他の機能

操作ボタン

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操作スイッチは電源ボタンのみが物理スイッチとなっています。その他のボタンは静電タッチ式です。

電源ボタンは前のモデルよりクリック感が強くなっています

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操作ボタンは基板の左上の部分に接続されています。

ヒーター兼高圧ポンプ

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バリスタiの中で最も電力を消費する部品(約1,400W)です。
作動時は一瞬でかなりの高温になります。

スイッチを入れてすぐにお湯が出てくるのは、この高性能なヒーターのおかげですね。

コーヒー抽出中にどんな感じなのかと思って触れた結果、火傷しそうになりました。

パイプの逆止弁

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この部品は逆流防止弁かと思われます。

ポンプに空気が入り込むと故障の原因となりますので、それを防ぐために設置されているようです。

粉タンクの検知方法

粉タンクの有無を検知するのには、磁石を利用しています。

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タンクの足に小さな磁石がついていて、それが本体側にある電磁開閉器(マグネットスイッチ)に近接すればタンクがセットされていると判断するいう仕組みです。

動画のように、磁石を近づけると強制的にタンクありの状態にすることができます。

コーヒーの濃さを変える仕組みに迫る!

バリスタiはコーヒーの濃さを自由に変更できますが、どのようにして粉の量を調整しているのか、興味がありました。

その答えはいたってシンプルで、穴を通過させる回数を調整することで粉の量を変更しています。

試してみたところ、標準時(粉2g)には2回、濃さを最大(粉3g)にすると3回転しました。
1回転で1gの粉が抽出部に送られるという仕組みですね。

コーヒー抽出動作の確認

コーヒー抽出動作を水だけで確認してみました。

ジェット噴射、かなり強力ですね。
ミルクの泡立ち具合は、ジェットを噴射する時間で調整しているようです。

コーヒーの抽出動作を開始してから淹れ終わるまでにかかる時間は約50秒です。かなり早いですね!

普通にお湯を沸かしてコーヒーを淹れる場合、2分ほどかかりますからね……

きめ細やかなクレマを作る仕組み

バリスタで淹れたコーヒーは、インスタントコーヒーとは思えないほどのきめ細やかなクレマ(泡)が立っていて、飲み口がとてもまろやかです。

どのような仕組みでクレマを作り出しているのか、その仕組みについても解析していきたいと思います。

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横から見たコーヒー抽出部です。
上からコーヒーの粉が、右から高圧のお湯が入ってきます。

抽出部内できれいに撹拌されたコーヒーは下部から出てきます。

 

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上から見た抽出部です。
高圧のお湯が内部の丸い部分に勢いよく噴出することで、お湯と粉が渦を巻くように撹拌されます。

 

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抽出部の中心部にはフィルターがセットされています。
フィルターを通過させることで、コーヒーを均等に撹拌し、粉っぽさが出ないように工夫されています。

フィルターの有無でどう変わる?

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左がフィルターなしで淹れたもの、右がフィルターありで淹れたものです。

フィルターなしで淹れたコーヒーのクレマはまだら模様で、きれいに混ざっていません。ただ単に泡立っているという感じです。

一方、フィルターありで淹れたコーヒーのクレマの方がきめ細やかで、さらにコーヒーも均等に混ざっていることが分かります。

こういった細かな機能が味を大きく左右するのですね。

なお、フィルターは汚れやすいので、最低でも週に1度は洗剤と水で洗うことをおすすめします。
汚れて目が詰まってくると、きれいなコーヒーが抽出できなくなります。

分解を終えて

バリスタiを分解して感じたことは、全てがシンプルだということです。

この動画のように、バリスタiは、アプリや通信機能などが大きくクローズアップされていますが、

コーヒーの濃さを変える仕組み、クレマを作り出す仕組みについては、それほど特殊な仕掛けはありません。

しかし、無駄なプロセスを経ずにコーヒーを抽出するからこそ、コーヒー自体が持つ旨味を最大限引き出せるのだと思います。

普段からコーヒーを愛用されている方で、まだバリスタiを体験したことのない方は、発売したばかりの「バリスタi」をおすすめしたいと思います。

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編集部ではバリスタだけでなくスペシャルTドルチェ・グストなど3種類のマシンを愛用させていただいております。

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IOTとしてのネスカフェの将来性も楽しみで、機器のアップグレードはいつも無償で行えますので、このタイミングでネスカフェの最先端に触れておく、というのもいいかもしれません。

当サイトでも使い方・レビュー記事マシン分解などを行っています。(本当はイケナイのかもしれませんが)分解した中身もなかなか精巧に、考えられて作られていることがはっきりと分かり、マシンの性能としては本編集部でもお墨付きです。

よろしければ下部リンクから除いてみてください。

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